バイオテクノロジー

疾患研究や創薬・診断薬開発を支援する糖鎖合成関連遺伝子クローンの分譲を開始

公表日

平成27年 4月21日

本件の概要

1.報道発表資料

発表日 平成27年4月21日
タイトル 疾患研究や創薬・診断薬開発を支援する糖鎖合成関連遺伝子クローンの分譲を開始
発表者名 独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)バイオテクノロジーセンター
資料の概要
  • NITEバイオテクノロジーセンター(NBRC)は、ヒト糖鎖合成関連遺伝子クローン約150種類の分譲を開始します。
  • ヒト糖鎖合成関連遺伝子クローンは、ヒト由来の糖鎖の合成に関与する糖転移酵素など約150種類をクローニングしたものです。酵素の解析や機能に不要な膜貫通ドメインを除いた酵素活性ドメインのみのクローンであり、容易に組換えヒト糖転移酵素の作成が可能です。
  • ヒト糖鎖合成関連遺伝子クローンを用いて糖鎖を合成することが可能になることから、糖鎖が関与する癌などの疾患の研究基盤として企業・大学等の研究や創薬・診断薬開発が進むことが期待されます。
  • NBRCは、微生物等の生物遺伝資源を収集・保存し、その利用を促進することによりバイオ産業の発展を支援しています。このクローンは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)糖鎖プロジェクトにおいて産業技術総合研究所(産総研)糖鎖医工学研究センター(現:創薬基盤研究部門)が作成 し、NITEに寄託されたものです。

報道発表資料【PDF:328KB】

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