「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」に基づく大臣確認の取得

NITE（独立行政法人製品評価技術基盤機構　理事長：安井至）及び大成建設株式会社（代表取締役社長：山内隆司）は平成26年10月8日、NITEバイオテクノロジーセンター（NBRC）が保存・分譲している好気性細菌Rhodococcus jostii RHA1 (=NBRC 108803)を用いた塩素化エチレン汚染土壌・地下水の浄化事業計画について、経済産業省と環境省が策定した「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」の適合確認を受けました。

公表日

平成26年11月7日

本件の概要

報道発表資料
発表日	平成26年11月6日
タイトル	「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」に基づく大臣確認を取得しました～好気性トリクロロエチレン分解菌　Rhodococcus jostii RHA1 (=NBRC 108803)～
発表者名	独立行政法人製品評価技術基盤機構大成建設株式会社
資料の概要	NITE及び大成建設株式会社は、NBRCから分譲されている好気性細菌Rhodococcus jostii RHA1 (=NBRC 108803)を用いた塩素化エチレン汚染土壌・地下水の浄化事業計画について、経済産業省と環境省が策定した「微生物によるバイオレメディエーション利用指針」の適合確認を受けました。本菌株は、国内で汚染事例が多いトリクロロエチレンやシス-1,2-ジクロロエチレンなどの塩素化エチレンを好気的な環境であれば菌体を導入するだけで浄化することが可能です。本菌株の指針に基づく安全性が認められたことから、浄化に適用する枠組みを将来的に構築していく予定です。本菌株はNBRCより入手し、ご利用※いただくことが可能です。 ※本菌株の商業利用については、菌株の寄託者である国立大学法人長岡技術科学大学　福田雅夫教授の承諾が必要です。今後は、本菌株を用いた浄化試験を本プロジェクトで今年度末まで実施予定であり、実汚染サイトでの効果を確認する予定です。また、本菌株を用いた浄化を更に効率的に行うため、大成建設株式会社が研究を進めていく予定です。

報道発表資料【PDF:230KB】

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　電話： 0438-20-5763
　ＦＡＸ： 0438-52-2329
　メールアドレス： nbrc@nite.go.jp
　（バイレメ申請担当）情報解析課山副、大下
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