NITE中期方針を策定しました

公表日

2018年3月26日

本件の概要

概要

NITE（ナイト）［独立行政法人製品評価技術基盤機構理事長：辰巳敬、本所：東京都渋谷区西原］は、製品安全・化学物質管理等の分野において、経済産業省など関係省庁等との連携の下、各種法令や政策における技術的な評価や審査などを実施しています。
社会・経済の情勢は刻一刻と変化し、国民や産業界からのニーズが多様化する中、NITEは、こうしたニーズに適切に応えるために、4年後の2021年におけるNITEのあるべき姿に向けた方向性（NITE中期方針）を策定しました。
今般、本方針を公開し、NITEの役割と進むべき方向性等について広く知っていただくことにより、様々な事業活動や国民生活等を通じたご意見、ご指摘などを皆様からいただきながら、本方針に基づくNITEの取組を有効性の高い実態に即したものとすることで、安全・安心な国民生活の実現と我が国の健全で持続性のある産業発展に貢献します。

中期方針の主なポイント

１．全体
安全等の評価技術を活用した社会・経済の制度構築と、企業・業界団体におけるイノベーションの促進のための活動を車の両輪としてバランス良く取り組むことで、安全・安心な国民生活の実現と健全で持続性のある産業発展に貢献します。

２．製品安全分野
IoTなど新技術に伴うと想定される製品事故を未然に防止するための安全対策や原因究明に必要な調査・分析技術の開発等を行います。

３．化学物質管理分野
改正化審法に関し、動物実験に変わる化学物質の新たな安全性評価方法（構造活性相関：QSAR）の活用・導入促進、化管法に関し、自治体等と連携したPRTRデータの活用等を推進します。

４．バイオテクノロジー分野
生物資源データを集約した横断的データベースや微生物資源の期間を限定した優先使用を認める制度の整備等を行います。

５．適合性認定分野
認定制度の適確な運営による信頼性の確保と、本運営の基礎となる認定審査等を行う人材の育成を効率的に進めます。

６．国際評価技術分野
大型蓄電池システムやファインバブルに関する国際標準の提案等を行います。

等

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発表資料

報道発表資料　【PDF : 163KB】