化学物質管理

日本化学工業協会レスポンシブル・ケア地域対話における事例(平成28年度)

日本化学工業協会レスポンシブル・ケア地域対話における事例

<平成28年度に実施したリスクコミュニケーション活動事例>
名称 第7回レスポンシブル・ケア兵庫地区地域対話
実施日時 平成29年2月18日(土) 12:30~19:30
目的 兵庫地区での企業の環境保全や保安防災の取り組み状況について皆様にご理解いただき、地域住民と社会との相互理解を深めるための対話を進めていくと共に、広く皆様からご意見やご要望を賜り今後の企業活動に反映していくため。(各地区共通)
場所 明石市産業交流センター 兵庫県明石市大久保町ゆりのき通1丁目4-7
実施主体 日本化学工業協会RC委員会明石地区加盟会社(16社)
規模・参加者構成 地域住民(自治会、町内会など)  70人以上
市民団体(NPO,NGO) 10人
自治体職員 数人
自社(スタッフ) 10人以上
関連会社 70人
総数  約150人
実施内容 会社・事業所紹介 4社 20分×4=80分
工場見学 ライオン 40分
レスポンシブルケアとは(20分)地震被害想定(県庁)30分
アンケート調査報告10分、懇親会70分
質疑応答・意見交換会   質疑応答 45分
合計 6時間30分
説明内容 【工場見学】
防虫、侵入者対策。エアシャワー、陽圧管理のほか、防犯カメラ、電子ロック
【会社・事業所紹介】
【カネカ】
  • 海上からの侵入対策、国際埠頭としての設備(侵入センサー、フェンス)
  • 持続可能社会への対応(社宅のサスティナビリティタウン化)
  • 防災訓練。総合防災訓練1年に1回。シナリオレス訓練(各課30名程度)突発的な事故への対応。自衛消防隊の訓練月1回。
【トーヨーケム】
  • 有価物以外の資源化(ボイラ燃料)
  • ゼロエミッション達成後の対策について
  • 防災訓練、年2回実施。火災漏えいなどのシナリオ。安否確認訓練
【田岡】
  • 廃油の処理(溶剤に戻すか、熱利用)
  • 総合防災訓練、地震対策本部訓練。各工場のトップリスクへのマニュアル対応。地震速報と避難訓練。
【住化】
  • 緊急停止システム作動震度は震度5強
  • 電源喪失について:外部電源ダウンの場合は、自家発があるが、先にシャットダウン。自家発は除外設備用。
  • 危険に気付かせる社内教育。行動特性研修をしている。人それぞれの行動特性にきづき、危険な行動をとることに気付かせる。
  • 総合防災訓練、消防と合同訓練。夜間招集訓練。宿直者などの地位住民への問い合わせ対応訓練。
【ライオン】
  • 生物多様性への対応(山梨の森での間伐)
  • 総合防災訓練2回(シナリオレス)各部署単位で年1回以上。
参加者からの質疑
  • 技能訓練について。技能伝承と訓練の評価はどうしているか。
  • VOCの測定や漏洩対策について。
  • セロエミッションの実態について。
  • CO2削減の数値について。
  • 年数回火災があるように感ずるが。
  • 非常発電機の高さはどのくらいか?
  • 緊急時の広報の方法について。
特徴的な取組 震災対策を中心に、漏洩の発見、緊急時の住民への広報など具体的な議論が行われた。
開催案内の方法 周辺自治会、行政等に呼びかけ。継続して行われている。
当日参加者に準備したもの
  • 発表予稿集
  • パンフレット
  • アンケート
  • 質問票
  • 各社CSR報告書
  • お茶
  • 鉛筆
リスクコミュニケーション活動の公表状況 レスポンシブルケアニュース2017春季号に掲載
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