製品安全

Vol.215  4月22日号「カセットこんろなどの事故」

 ■■■◆              2014.4.22 VOL.215
==■    ◆===========PSマガジン(製品安全情報マガジン)===========
 ■■■◆  ■■■       製品安全についての情報をお届けします。
 ■    ■                            (第2・4火曜日発行)
 ■        ■■ >>>‥‥‥‥………………………………‥‥‥‥‥>
             ■ NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
         ■■■                  製品安全センター
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    もうすぐゴールデンウィークですね。予定は決まりましたか。野外
   でのバーベキューは気分も開放的になりますが、道具を正しく使用し
   て楽しい時間を過ごしたいものです。今回はキャンプなどで大活躍の
   カセットこんろ・カセットボンベの事故をご紹介します。
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               項目一覧 
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1.カセットこんろなどの事故

2.製品事故収集情報(4月2日~4月15日 受付 189件)

3.社告・リコール情報(5件)

4.その他の製品安全情報
  ・製品安全セミナー開催
  ・流通事業者が「製品安全ガイドブック」を公表
  ・パナソニック株式会社が製造した電気カーペットのリコール(部品交換)
  ・株式会社グループセブジャパンが輸入した電気ケトル(ティファール)
のリコール(製品交換)
  ・第10年度 R-Map実践研究会 研究員募集
   ~ 製品安全に関する異業種交流会 ~
  ・R-Mapセミナー参加者募集
  ・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について

5.編集後記
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         1.カセットこんろなどの事故
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  (事例1)軽トラックの荷台に置いていたカセットボンベが破裂する火
     災が発生した。

   → 炎天下の屋外に駐車していたため、カセットボンベが高温になっ
     て内圧が上がって破裂し、引火したと考えられます。

  (事例2)カセットこんろで炭をおこしていたところ、カセットボンベ
が破裂し、1人がやけど負った。

   → 五徳の上に金網を載せて炭の火おこしをしたため、炭の放射熱に
     よってボンベが加熱され続けて爆発したと考えられます。

  (事例3)カセットこんろを点火したところこんろより出火し、カセッ
     トボンベが破裂して1人が負傷した。

   → カセットボンベを正しく装着しなかったため、接続部に隙き間が
生じてガスが漏れ、点火操作時の火花に引火したと考えられます。 

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  ◇事例1のように、カセットボンベを高温になる場所で保管しないでく
   ださい。内圧が上がって破裂するおそれがあります。なお、製品には
   「40℃以上になる車の中等に置かない」旨、警告表記されています。

  ◇事例2のように、炭の火おこしに使わないでください。また、カセッ
   トこんろを覆うような大きな鍋を使用したり、カセットこんろを2台
   並べてその上に鉄板を置いて調理したりしないでください。放射熱に
   より、カセットボンベが破裂するおそれがあります。

  ◇事例3のように、カセットボンベを正しく装着しなかったためにガス
   が漏れて火災に至ったという事故が発生しています。切り欠きを容器
   受けガイドに合わせ、確認してからセットしてください。

  ■その他の事故事例は以下「事故情報の検索」をご活用ください。 
   http://www.jiko.nite.go.jp/php/jiko/index.html

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            2.製品事故収集情報            
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  ◆◆◇     消費生活用製品の事故情報収集状況     ◇◆◆
         (4月2日~4月15日 受付 189件) 
  NITEに通知のあった事故情報から、件数の多い製品を掲載します。

        製品名          (事故状況と件数)
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      1.スチームクリーナー(モップ型)   (軽傷等 72件)
      2.ガス給湯器          (破損等 10件)
      3.石油ストーブ   (死亡等  5件)
      3.換気扇               (軽傷等  5件)
      5.シーリングファン【サーキュレーター】(破損等  4件)
    =====================================================
  スチームクリーナー(モップ型)は、通信販売で購入したスチームクリ
  ーナーの持ち手を取り外す際、手に軽傷を負った事故で、72件の同種
  事故が報告されました。

  ◇最新事故情報(これまでの受付情報もご確認いただけます)
   http://www.nite.go.jp/jiko/sokuho/index20.html

  ■事故情報の提供をお願いいたします。事故の再発防止のため、有効に
   活用させていただきます。
   http://www.nite.go.jp/jiko/index10.html  (Word版・PDF版)

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           3.社告・リコール情報
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◆パナソニック株式会社 (旧社名:松下電器産業株式会社)
   「電気カーペット」(HP)                4/16
   【詳細】 https://sec.panasonic.co.jp/ap/info/ssl/announce/doc201404.html

◆ソニー株式会社「パーソナルコンピューター」(HP)    4/11
  【詳細】 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/140411/

◆株式会社ダッドウェイ「ベビーキャリア」(HP)      4/11
  【詳細】 http://www.dadway.com/ventus/index.php

◆株式会社ジーユー「靴」(HP)              4/9
  【詳細】 http://www.gu-japan.com/pdf/140408_249415.pdf

◆レノボ・ジャパン株式会社「ノートPC用バッテリー」(HP)3/28
  【詳細】 http://support.lenovo.com/ja_JP/detail.page?&LegacyDocID=SRVC-SMTLNV

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  ◇最近の社告・リコール情報
   http://www.nite.go.jp/jiko/index4.html
  ◇社告・リコール情報の検索
   http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php

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           4.その他の製品安全情報
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  ◆◆◇        製品安全セミナー開催        ◇◆◆

                             経済産業省

  経済産業省では、製品の安全な使用法やリコール製品等について情報提
  供・注意喚起を行っており、その一貫として、平成19年3月から消費
  者向けセミナーを開催しています。NITEからも講師の派遣、再現映
  像の紹介、事故品の展示を行う予定です。ぜひご参加ください。

  【開催日】 2014年5月15日(木)午後(時間調整中)
  【会 場】 神奈川県 もみじざか じょいぷらざ(神奈川婦人会館)
  【入場料】 無料

  【詳 細】 http://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/pdf/140515seminar.pdf

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◆◆◇ 「製品安全に関する流通事業者向けガイド」を参考に ◇◆◆
        流通事業者が「製品安全ガイドブック」を作成  

                             経済産業省

  経済産業省が、流通事業者の自主的な取組を促すための手引きとして公
  表した「製品安全に関する流通事業者向けガイド」(平成25年7月)
  を参考に、平成26年4月、各事業者団体主導で個別のガイドラインが
  作成され、経済産業省のホームページで公表されました。

  中小家電販売事業者向け製品安全に関するガイドブック
  http://www.meti.go.jp/product_safety/producer/chushoguide.pdf
  通信販売業向け製品安全に関するガイドブック
  http://www.meti.go.jp/product_safety/producer/tsushinguide.pdf
  ホームセンター事業者向け製品安全に関するガイドブック
  http://www.meti.go.jp/product_safety/producer/homesenguide.pdf

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◆◆◇  株式会社グループセブジャパンが輸入した ◇◆◆
電気ケトル(ティファール)のリコール(製品交換)

                             経済産業省

事故原因は、現在調査中ですが、 空焚き防止装置の接点部品が変形した
  不良品が混入したため、空焚きした際に適切に作動せずヒーターが異常
  過熱し、当該製品及び周辺を焼損したものと考えられます。
◇リリース資料
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou140417_1.pdf

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◆◆◇  パナソニック株式会社が製造した ◇◆◆
電気カーペットのリコール(部品交換)               

                             経済産業省

事故原因は、現在調査中ですが、当該製品のコントローラーに内蔵され
ているリレー基板とコントローラーケースとの間のスペースに余裕が少
ないため、コントローラーケースの上を踏まれるなど、上面からの局部
的な繰り返しの外力が加えられることにより、リレー端子部に応力が加
わり、リレー端子のはんだ接続部に接触不良が発生し、異常過熱したも
のと考えられます。
◇リリース資料
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou140416_1.pdf

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◆◆◇   第10年度 R-Map実践研究会 研究員募集   ◇◆◆
   ~ 製品安全に関する異業種交流会 ~

                    一般財団法人日本科学技術連盟

  企業にとって重要なリスクマネジメントの対応に有効な R-Map手法を用
いて、事例中心に検討します。問題を提起していただき、それに対して
  製品安全および製造物責任に関して経験豊富な実務家・専門家が解決の
  糸口を互いに議論し、助言します。

  【開催期間】2014年5月~2015年3月(全8回)
  【会 場】 日科技連・東高円寺ビル(東京メトロ・丸ノ内線東高円寺駅)
  【参加費】 有料(一般124,200円・日科技連賛助会員108,000円)
 【詳 細】 http://www.juse.or.jp/reliability/257/?mail140422nite
  
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  ◆◆◇       R-Mapセミナー参加者募集        ◇◆◆

                    一般財団法人日本科学技術連盟

  【会 場】日科技連・東高円寺ビル(東京メトロ・丸ノ内線東高円寺駅)
  
  ◇流通段階・販売後のR-Map活用コース ---------------------
  【開催日】 2014年5月26日(月) 13:00~17:00 
  【参加費】 有料(17,280円(一般)/12,960円(日科技連賛助会員))
  【詳 細】 http://www.juse.or.jp/seminar/19070/?140422nite

  ◇開発段階のR-Map活用コース -----------------------------
  【開催日】 2014年5月27日(火) 9:20~17:00 
  【参加費】 有料(23,760円(一般)/19,440円(日科技連賛助会員))
  【詳 細】 http://www.juse.or.jp/seminar/19071/?140422nite
 
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◆◆◇ 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について   ◇◆◆

                              消費者庁
  
  消費者庁は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告
  のあった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。
4/22 4件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140422kouhyou_1.pdf
  4/18 9件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140418kouhyou_1.pdf
  4/15 8件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140415kouhyou_1.pdf
4/11 8件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140411kouhyou_1.pdf

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              5.編集後記
  カセットボンベが破裂した時の衝撃って想像できますか?今号の「カセ
  ットこんろなどの事故」でご紹介した事例2の炭火おこしと事例3の装
  着ミスによるガス漏れの事故について、NITEのホームページに、注
  意喚起のミニポスターと一緒に事故の再現動画を公表しています。使い
  方を誤ると思いの外大きな事故になることを実感していただけると思い
  ます。一度みていただき、事故のない楽しいGWにしてください。
  ◇ミニポスター(一部動画付)
   http://www.nite.go.jp/jiko/poster/poster.html 
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  製品安全広報誌「生活安全ジャーナル」のリンク
   http://www.nite.go.jp/jiko/journal/
  
  PSマガジン配信先の紹介等PSマガジンの普及にご協力をお願い致
  します。また、社内報、広報誌、回覧板等への掲載も歓迎致します。
  
  PSマガジンに関するお問い合わせ、「その他の製品安全情報」欄へ
  掲載のご希望などがありましたら、以下のメールアドレスまでご連絡
  ください。( mailto:ps@nite.go.jp )
 
  配信登録や解除、配信メールアドレスの変更は、下記HPからお願い
  致します。(PSマガジンのバックナンバーも掲載しています)
   http://www.nite.go.jp/jiko/psm/index.html
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
          【編集・発行】 独立行政法人製品評価技術基盤機構
                  製品安全センター 製品安全調査課
http://www.jiko.nite.go.jp/

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図