製品安全

Vol.216  5月13日号「鍋などによる事故」

 ■■■◆              2014.5.13 VOL.216
==■    ◆===========PSマガジン(製品安全情報マガジン)===========
 ■■■◆  ■■■       製品安全についての情報をお届けします。
 ■    ■                            (第2・4火曜日発行)
 ■        ■■ >>>‥‥‥‥………………………………‥‥‥‥‥>
             ■ NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
         ■■■                  製品安全センター
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    新年度から1人暮らしを始めるなど生活環境が変わったことをきっ
   かけに自炊をしたり、栄養バランスに気をつけるなど料理に興味を持
   つようになった人もいらっしゃることでしょう。今回は調理中に気を
   つけたい鍋などによる事故をご紹介します。
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               項目一覧 
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1.鍋などによる事故

2.製品事故収集情報(4月16日~5月2日 受付 118 件)

3.社告・リコール情報(5件)

4.・プレスリリース
   *新生活スタート、台所用品などによる事故の防止について
(注意喚起)
  ・事故情報収集制度における事故情報の調査結果の公表
   (H25年度第4四半期調査終了分)(1/2)

5.その他の製品安全情報
  ・ソニー株式会社が販売したノートパソコンのリコール(無償修理)
  ・「PS/PLマネジメントコース」のご案内
  ・「〝攻め〟の製品安全ビジネス戦略セミナー」のご案内  
  ・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について
  ・iPod nanoの製品事故に係る定期報告

6.編集後記
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            1.鍋などによる事故
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  (事例1)調理中に鍋を持ち上げた際、取っ手が折れ、熱湯が飛び散っ
     てやけどを負った。

   → 鍋底からはみ出すような炎で長期間使用を続けたため、取っ手が
     加熱されてもろくなり、亀裂が生じて折れたものです。

  (事例2)調理後、強化ガラス製の鍋ぶたが突然割れた。

   → ステンレス枠の一部に加熱による変色があり、変色部分を中心に
     割れが広がっていることから、鍋ぶたに直接炎があたる状態で使
     用したことで生じたガラス表面のクラックが、その後の使用など
     によって伸展し、破損したものと考えられます。


  (事例3)鍋で湯を沸かしていたところ、突然沸騰した湯が飛び散って
     顔にやけどを負った。

   → 水、みそ汁などの液体を温めるとき、わずかなきっかけ(容器を
     揺する、塩や砂糖などを入れる)によって生じる突沸現象により、
     湯が飛散したものと考えられます。
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  ◇事例1のように、炎が鍋の底面より大きくならないように火力を調整
   してください。

  ◇事例2のように、ふた本体に直接炎があたるような状態で使用しない
でください。また、急冷したり、洗う際に細かい傷がつかないよう取
り扱いに注意しましょう。

  ◇事例3のように、みそ汁やとろみのある食品(カレーやシチュー等)
   を強火で加熱すると突然沸騰することがあります。火力を弱めにして
   よくかき混ぜながら温めてください。

  ■鍋などの台所用品による事故の状況や注意点などの詳細は4月24日
   のプレスリリースを参照ください。
   *新生活スタート、台所用品などによる事故の防止について(注意喚
    起)
   http://www.nite.go.jp/jiko/press/prs140424.html

  ■その他の事故事例は以下「事故情報の検索」をご活用ください。 
   http://www.jiko.nite.go.jp/php/jiko/index.html

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            2.製品事故収集情報            
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  ◆◆◇     消費生活用製品の事故情報収集状況     ◇◆◆
         (4月16日~5月2日 受付 118件) 
  NITEに通知のあった事故情報から、件数の多い製品を掲載します。

        製品名          (事故状況と件数)
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      1.ガス給湯器        (破損等 10件)
      2.ガスふろがま       (軽傷等  9件)
      3.シーリングファン(サーキュレーター)
                     (破損等  6件)
      4.システムキッチン(吊戸棚、電動昇降式) 
(軽傷等  5件)
      5.自転車          (重傷等  4件)
    =====================================================
  シーリングファンの事故は羽根の固定部品が破損して、羽根が落下した
  という6件の同種事故、システムキッチンは電動昇降式の吊戸棚を稼働
  させたところ、扉が落下してけがをしたなどの5件の同種事故が報告さ
  れました。

  ◇最新事故情報(これまでの受付情報もご確認いただけます)
   http://www.nite.go.jp/jiko/sokuho/index20.html

  ■事故情報の提供をお願いいたします。事故の再発防止のため、有効に
   活用させていただきます。
   http://www.nite.go.jp/jiko/index10.html  (Word版・PDF版)

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           3.社告・リコール情報
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  ◆エイチ・アンド・エム へネス・アンド・マウリッツ・ジャパン
株式会社「子供用レギンス」(HP)            4/30
  【詳細】 https://www.hm.com/jp/customer-service/recalled-items

  ◆ビーズ株式会社「自転車」(HP)              4/24
  【詳細】 http://www.doppelganger.jp/support/info5/

  ◆ソニー株式会社「パーソナルコンピューター」(HP)    4/24
  【詳細】 http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/ServiceArea/140424/

  ◆株式会社グループセブ ジャパン「電気ケトル」(HP)   4/17
  【詳細】 http://www.club.t-fal.co.jp/customer_service/info/kettle-140417/

  ◆株式会社セラヴィ「ポップコーンメーカー」(HP) 4/14
  【詳細】 http://www.selavi.co.jp/infomation/index.html

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  ◇最近の社告・リコール情報
   http://www.nite.go.jp/jiko/index4.html
  ◇社告・リコール情報の検索
   http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php

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           4.NITEからのお知らせ
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◆◆◇       プレスリリースについて        ◇◆◆       

  NITEでは、4月24日に「新生活スタート、台所用品などによる事
故の防止について(注意喚起)」について注意喚起を行いました。
  *新生活スタート、台所用品などによる事故の防止について(注意喚起)
  http://www.nite.go.jp/jiko/press/prs140424.html

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  ◆◆◇ 事故情報収集制度における事故情報の調査結果の公表 ◇◆◆
        (H25年度第4四半期調査終了分)(1/2)    
  
  NITEがこれまでに収集した事故情報に関し、調査、確認、評価を行
  った上で、平成25年度第4四半期中に結論を得たものについて、品目
  別に整理し、公表しました。
  http://www.nite.go.jp/jiko/reports/H25/H25_04_1.html

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           5.その他の製品安全情報
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◆◆◇  ソニー株式会社が販売した ◇◆◆
ノートパソコンのリコール(無償修理)

                             経済産業省

事故の原因は現在調査中ですが、当該製品に使用されているバッテリー
パックの不具合により当該バッテリーパックが過熱し、当該製品及び周
辺を焼損したものと考えられます。
◇リリース資料
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou140424_1.pdf

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  ◆◆◇  「PS/PLマネジメントコース」のご案内    ◇◆◆

                    一般財団法人日本科学技術連盟

  設計や製造に組み入れる「PS(製品安全)」と販売後の事業者責任と
  しての「PL(製造物責任)対策」の両面を学ぶことができるコースで
  す。PL対応、PS関連業務の企業体質、リスクマネジメントの強化に
  向けて、産業界と学界両分野から製品安全および製造物責任に関して、
  知識・経験豊富な講師陣が指導します。


  【開催日】2014年6月12日(木)~13日(金)
  【会 場】東 京:日科技連 本部ビル
       大 阪:大阪・TAC梅田校
名古屋:名古屋・TAC名古屋校(名鉄ビル)
※東京会場のセミナーを、大阪・名古屋会場で受講できます。
    『オンラインライブセミナー』の詳細はこちら↓
     http://www.juse.or.jp/information/1112/?mail140513nite
  【参加費】有料(一般50,760円・日科技連賛助会員43,200円)
 【詳 細】 http://www.juse.or.jp/seminar/19073/?mail140513nite

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◆◆◇「〝攻め〟の製品安全ビジネス戦略セミナー」のご案内 ◇◆◆

                           日刊工業新聞社

  国際規格にもとづく機械安全および機械保守の現状に触れ、取扱説明書
の作成方法と、それを起点とした製品安全情報の構築法を詳解します。

  【開催日】2014年6月11日(水)10:00~16:30
  【会 場】日刊工業新聞社 大阪支社 セミナールーム (大阪市中央区)
  【参加費】有料
  【詳 細】 http://www.nikkan.co.jp/edu/semi/o140611-2.html

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◆◆◇ 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について   ◇◆◆

                              消費者庁
  
  消費者庁は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告
  のあった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。

5/13 11件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140513kouhyou_1.pdf
5/9 7件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140509kouhyou_1.pdf
  5/2 11件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140502kouhyou_1.pdf
4/30 10件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140430kouhyou_1.pdf
4/25 7件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140425kouhyou_2.pdf
  4/18 9件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/140418kouhyou_1.pdf

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  ◆◆◇   iPod nanoの製品事故に係る定期報告  ◇◆◆
       
                             経済産業省

  平成26年4月15日、Apple Japan合同会社(旧 アップル
  ジャパン株式会社)の経済産業省へのiPod nano(第一世代)
  の製品事故に係わる定期報告がありました。平成25年3月1日から
  31日までの本体・バッテリー交換件数は3,415件となっています。
  同社が対策を開始した平成22年8月11日以降の本体・バッテリー交
  換件数の累計は202,128件となっています。
http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou140430_2.pdf

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              6.編集後記
  4月に行った台所用品をテーマにした記者発表会では、ガスこんろを例
  に炎の大きさが肉眼と赤外線カメラでは異なるという映像を公開しまし
  た。赤外線カメラでの実際の炎は、考えていた以上に大きくて驚きまし
  たが、以前、調理中の家族の長袖の右腕にさっと炎が走る〝表面フラッ
  シュ〟といわれる現象を見たことを思い出しました。肉眼では見えない
  実際の大きな炎に、袖が触れてしまったのでしょう。一瞬のことで本人
  は気づきませんでしたが、背後にいた私はびっくりでした。目撃者?と
  して、映像をご覧いただくよう注意を呼びかけたいと思います。

  ◇ミニポスター(一部動画付)3-31 鍋・圧力鍋による事故
  http://www.nite.go.jp/jiko/poster/poster.html#nabe_140424

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  製品安全広報誌「生活安全ジャーナル」のリンク
   http://www.nite.go.jp/jiko/journal/
  
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  します。また、社内報、広報誌、回覧板等への掲載も歓迎致します。
  
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  ください。( mailto:ps@nite.go.jp )
 
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          【編集・発行】 独立行政法人製品評価技術基盤機構
                  製品安全センター 製品安全調査課
http://www.jiko.nite.go.jp/

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
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