製品安全

Vol.236  3月10日号「震災発生時の製品事故」

 ■■■◆             2015.3.10 VOL.236
==■    ◆===========PSマガジン(製品安全情報マガジン)===========
 ■■■◆  ■■■       製品安全についての情報をお届けします。
 ■    ■                            (第2・4火曜日発行)
 ■        ■■ >>>‥‥‥‥………………………………‥‥‥‥‥>
             ■ NITE(ナイト)[独立行政法人製品評価技術基盤機構]
         ■■■                  製品安全センター
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  突然の地震などの緊急時、とっさにどのような行動をとることができる
  のでしょうか。日頃の対策と心構えによる適切な対応で、被害をできる
  だけ小さく食い止めることは可能だと思われます。東日本大震災から間
  もなく4年。今回は、震災発生時に発生した製品事故を紹介します。

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               項目一覧 
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1.震災発生時の製品事故

2.製品事故収集情報(2月18日~3月3日 受付 116件)

3.社告・リコール情報(6件)

4.NITEからのお知らせ
    ・プレスリリース
   *震災発生時の製品事故の防止(未然防止・拡大防止)(注意喚起)
  ・注意喚起リーフレットの発行について
  ・平成27年度NITE講座「バイオテクノロジーのためのリスクガバナンス」
   受講生募集

5.その他の製品安全情報
  ・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について
  ・「R-Mapセミナー」のご案内
  ・「第11回 R-Map実践研究会」のご案内
  ・「iNARTE PS(製品安全)エンジニア・テクニシャン受験講習会」
   のご案内
  ・「第7回 JTDNA製品安全シンポジウム2015」のご案内
  ・iPod nanoの製品事故に係る定期報告

6.編集後記
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             1.震災発生時の製品事故
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 【事例1:電気ストーブによる火災】
  地震の揺れによって、本やCDなどの可燃物が電気ストーブの周囲に落下
  した。電気ストーブが可燃物に埋もれて本体が押された状態となり転倒
  しなかったため、電源が切れず、周囲の可燃物に着火して、火災が発生
  した。

 【事例2:電気ストーブの余熱による火災】
  地震の揺れによって電気ストーブのヒーター面の上にタンスが倒れ、タ
  ンスに収納されていた衣類等の可燃物がヒーター面に接触した。転倒オ
  フ装置が作動したが、電気ストーブの余熱によって可燃物に着火し、火
  災が発生した。

 【事例3:携帯発電機による一酸化炭素中毒】
  震災による停電時、換気が不十分な屋内で発電機を使用したため一酸化
  炭素中毒の事故が発生し、1人が死亡して1人が重症を負った。

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  震災時の製品事故を防ぐ(未然防止、拡大防止)するため、次の点に
  注意しましょう。

  1. 使用しない電気製品の電源プラグはコンセントから抜いておく。
  2. 電熱器具や燃焼機器の周囲に可燃物を置かない。
  3. 電気製品等の周囲に水気のあるものを置かない。
  4. 家具や電気製品などは耐震グッズを用いて固定する。
  5. 揺れに対する安全装置がついた電熱器具や燃焼機器を使用する。
  6. 揺れが収まったあとはガスの元栓を閉める、分電盤のブレーカーを
    切る。
  7. 地震のあとに電気製品やガス・石油製品を使用する際は、製品に
    異常が無いか確認する。
  8. 携帯発電機は屋内では使用しない。また、ガス・石油製品、七輪な
       どを使用する際は、定期的に換気を行う。

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  ■震災発生時の製品事故の詳細は、NITEの2月26日のプレスリリースを
   ご参照ください。
   「震災発生時の製品事故の防止(未然防止・拡大防止)(注意喚起)」
   http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2014fy/prs150226.html

  ■その他の事故事例は以下「事故情報の検索」をご活用ください。 
   http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/search/index.html

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            2.製品事故収集情報            
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  ◆◆◇     消費生活用製品の事故情報収集状況     ◇◆◆
                   (2月18日~3月3日 受付 116件) 
  NITEに通知のあった事故情報から、件数の多い製品を掲載します。

         製品名             (事故状況と件数)
    ======================================================== 
     1.電気ストーブ             (死亡等 10件)
     2.ガスふろがま             (破損等  6件)
     2. ガス給湯器               (破損等  6件)
     4. ガスこんろ               (火災等  5件)
    ======================================================== 
     電気ストーブの死亡事故は、オイルヒーター付近から出火し、
     住宅を全焼して1人が死亡したというものです。このほか、
     電気オーブンの扉のガラスが破損したという同種事故が4件
     ありました。

  ◇最新事故情報(これまでの受付情報もご確認いただけます)
   http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/information/index.html

  ■事故情報の提供をお願いいたします。
   事故の再発防止のため、有効に活用させていただきます。
   http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/shushu/youshiki/20150212index.html  (Word版・PDF版)

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           3.社告・リコール情報
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  ◆昭和貿易株式会社「電動車いす」              3/01(HP)
  【詳細】 http://www.showa-boeki.co.jp/recall/20150301.htm

  ◆株式会社ジュン「ブルゾン」              2/27(HP)
  【詳細】 http://www.junred.jp/info/

  ◆パナソニック株式会社
       「ノートパソコン用バッテリーパック」     2/23(HP)
  【詳細】 http://askpc.panasonic.co.jp/info/141113.html

  ◆エレコム株式会社「モバイルバッテリー」        2/23(HP)
  【詳細】 http://www.elecom.co.jp/support/news/20150223/

  ◆富士ゼロックス株式会社(製造・販売)、セイコーエプソン株式会社
   (販売)、富士通株式会社(販売)、カシオ計算機株式会社 (販売) 
       「レーザープリンター」            2/16(HP)
  【詳細】 http://www.fujixerox.co.jp/company/news/notice/
       http://www.epson.jp/info/?fwlink=jptop_info
       http://www.fmworld.net/biz/common/info/20150216/index.html
       http://casio.jp/support/ppr/

  ◆株式会社タイトー
       「玩具(業務用アミューズメント専用景品)」  1/06(HP)
  【詳細】 https://www.taito.co.jp/corporate/topics/news/1606

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  ◇最近の社告・リコール情報
   http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/recall_new/index4.html
  ◇社告・リコール情報の検索
   http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php

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           4.NITEからのお知らせ
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    ◆◆◇       プレスリリースについて         ◇◆◆

  NITEでは、2月26日に「震災発生時の製品事故の防止(未然防止・拡大
  防止)」の注意喚起を行いました。
  * 震災発生時の製品事故の防止(未然防止・拡大防止)(注意喚起)
  http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/press/2014fy/prs150226.html

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  ◆◆◇     注意喚起リーフレットの発行について     ◇◆◆

  NITEで収集した事故情報を基に、家庭内や季節別に発生した事故事例と
    その事故防止のポイントをわかりやすくまとめたリーフレットを作製し
  ています。地域や社内回覧にご利用ください。

  「新生活スタート くらしに潜む危険etc~取扱説明書をよく読んで正
   しく使用しましょう」
   内容:ドライヤー、ノートパソコン、スマートフォンなど
   http://www.nite.go.jp/data/000060011.pdf

      ◇過去の注意喚起リーフレットの情報
   http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/leaflet/index.html

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  ◆◆◇     平成27年度NITE講座 受講者募集      ◇◆◆
       「バイオテクノロジーのためのリスクガバナンス」    
 
  NITE 3センター(製品安全センター、化学物質管理センター、バイオテ
  クノロジーセンター)では、我が国のリスクガバナンスの形成に資する
  ため、来年度からNITE講座「リスクガバナンス」を開講します。受講生
  を募集中の製品安全センターに引き続き、バイオテクノロジーセンター
  でも以下の要領で講座を行います。ぜひご参加ください。

  【科 目 名】 バイオテクノロジーのためのリスクガバナンス  
  【日  程】 2015年4月16日(木)~2015年7月30日(木)【全15回】
         18:30~20:30
  【受 講 料】 無料
  【場  所】 製品評価技術基盤機構
         (最寄り:京王新線幡ヶ谷駅
                            もしくは小田急代々木上原駅)
  【定  員】 50人(定員になり次第締め切り)
  【募集期間】 3月2日~4月13日
  【申込方法】 http://www.nite.go.jp/nbrc/information/2015_bio-kouza.html

  ◇ 製品安全センターによる「製品安全のためのリスクガバナンス」は、
    下記URLにて引き続き募集を行っております。
    http://www.nite.go.jp/jiko/event/kouza/2015fy/index2015.html

  ◇ 化学物質管理センターによる「化学物質のためのリスクガバナンス」
    は定員に達しましたので、募集を締め切らせていただきます。
 
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           5.その他の製品安全情報
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   ◆◆◇ 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について   ◇◆◆

                              消費者庁

  消費者庁は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告の
  あった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。

     3/10  14件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150310kouhyou_2.pdf
     3/06  17件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150306kouhyou_1.pdf
   3/03   7件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150303kouhyou_1.pdf
     2/27  12件 http://www.caa.go.jp/safety/pdf/150227kouhyou_2.pdf
     
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    ◆◆◇       「R-Mapセミナー」のご案内       ◇◆◆
  
                    一般財団法人日本科学技術連盟

   ◆ R-Map入門コース
                   
   【対 象】 R-Map手法に興味のある方、これから学びたいと考えている
        方。R-Map関連セミナーに参加を検討している方、参加を予
        定している方。
  【開催日】 第1回 2015年4月14日(火)13:00~17:00
  【会 場】 東京・日科技連 東高円寺ビル
        (東京メトロ・丸ノ内線東高円寺駅)
  【参加費】 有料(5,400円(一般・日科技連賛助会員とも))
  【詳 細】 http://www.juse.or.jp/src/seminar/detail/99/20069?150310nite

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    ◆◆◇     「第11回 R-Map実践研究会」のご案内    ◇◆◆
        ~ 製品安全に関する異業種交流会 ~

                    一般財団法人日本科学技術連盟

  企業にとって重要なリスクマネジメント、その対応に有効な R-Map手法
  を用いて、事例中心に検討しています。皆さまからお困りの問題を提起
  していただき、それに対して製品安全および製造物責任に関して経験豊
  富な実務家・専門家が解決の糸口を互いに議論し、助言いたします。

  【開催日】 2015年5月~2016年3月(全8回)
  【会 場】 東京・日科技連 東高円寺ビル
        (東京メトロ・丸ノ内線東高円寺駅)
  【参加費】 有料(124,200円(一般・日科技連賛助会員)
        /108,000円(継続参加者))
  【詳 細】 http://www.juse.or.jp/src/seminar/detail/page/study-06?150310nite

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  ◆◆◇   「iNARTE PS(製品安全)エンジニア・テクニシャン  ◇◆◆
             受験講習会」のご案内

               一般社団法人KEC関西電子工業振興センター

  iNARTE PSエンジニア・テクニシャンの認定資格は、製品安全対策や製
  品安全申請の知識や見識を認定するグローバルな技術資格です。
  試験(6月19日)に先立ち受験講習会を開催します。
 
   【開催日】 2015年4月17日(金) 9:00~17:00
   【会 場】 電子会館 4階 会議室(大阪市北区)
   【参加費】 会員 15,000円/非会員 20,000円
   【詳 細】 http://www.kec.jp/committee/inarte/ps/

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  ◆◆◇ 「第7回 JTDNA製品安全シンポジウム2015」のご案内  ◇◆◆

          特定非営利活動法人日本テクニカルデザイナーズ協会

  シンポジウムテーマ:PL法施行20年グローバル社会における最新PL対策

  本年は製造物責任法が施行されて20年の節目です。この20年の間に消費
  者基本法の改定、消費者庁も発足しました。その節目にPL研究学会が設
  立され、新しいPL対策研究が始まります。今回のシンポジウムでは、各
  分野の専門家にご登壇いただきPL対策の意見交換を行います。
 
   【開催日】 2015年4月17日(金) 13:30~16:00
   【会 場】 板橋区立グリーンホール 601会議室 (東京都板橋区)
   【参加費】 無料(どなたでも参加できますが予約をお願いします)
   【詳 細】 http://www.jtdna.or.jp/2015/02/jtdna-2015-pl.html

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  ◆◆◇       iPod nanoの製品事故に係る定期報告        ◇◆◆

                             経済産業省

  平成27年2月20日、Apple Japan合同会社(旧 アップル ジャパン株式会
  社)の経済産業省へのiPod nano(第一世代)の製品事故に係わる定期
  報告がありました。平成27年1月1日から31日までの本体・バッテリー交
  換件数は2,829件となっています。同社が対策を開始した平成22年8月11
  日以降の本体・バッテリー交換件数の累計は230,882件となっています。
  http://www.meti.go.jp/product_safety/download/kouhyou150302_1.pdf

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              6.編集後記

  東日本大震災があった当日、電車が止まってしまい帰宅できず、NITEで
  一晩を過ごしました。自宅は小物類が床に散乱する程度で、大きな被害
  は無かったものの、帰宅するまでの間、家具の固定は十分だったか、火
  災になっていないか等々心配しっぱなしでした。地震はいつどこで起こ
  るか分からず、また、外出中だった場合すぐに帰宅できるとは限らない
  ので、普段から対策を行い、いざという時に備えておきたいですね。

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┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 
                                                          
  PSマガジン配信先の紹介等PSマガジンの普及にご協力をお願い致
  します。また、社内報、広報誌、回覧板等への掲載も歓迎致します。
                                                              
  PSマガジンに関するお問い合わせ、「その他の製品安全情報」欄へ
  掲載のご希望などがありましたら、以下のメールアドレスまでご連絡
  ください。( mailto:ps@nite.go.jp )                      
                                                             
  配信登録や解除、配信メールアドレスの変更は、下記HPからお願い
  致します。(PSマガジンのバックナンバーも掲載しています)              
   http://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/index.html

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         【編集・発行】 独立行政法人  製品評価技術基盤機構 
                  製品安全センター 製品安全調査課
                http://www.nite.go.jp/jiko/index.html

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図