製品安全

Vol.323  12月25日号 「電動車いすの事故」

電動車いすは生活の補助として行動範囲を広げてくれる製品です。しかし、通行を推奨されていない踏切を渡ることで事故が発生しています。電動車いすによって起きる事故を把握し、未然に防ぎましょう。

  ※2019年1月の発行は第3・5火曜日を予定しております。

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項目一覧

  • 1. 電動車いすの事故
  • 2. 製品事故収集情報(11月18日~12月1日 受付 70件)
  • 3. リコール情報(1件)
  • 4. その他の製品安全情報
    ・平成30年度製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)受賞企業講演会
    ・iPod nanoの製品事故に係る定期報告
    ・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について

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1.電動車いすの事故(踏切)

【事例1】
電動車いすに乗車中に、踏切内で前輪が線路の溝部分に入り込んで操縦できなくなり、立ち往生して、列車と接触した。

【事例2】
電動車いすに乗車中、車輪が脱輪して立ち往生し、踏切内で列車にはねられ死亡した。

【事例3】
電動車いすに乗車中、踏切内で電動車いすが停止し、立ち往生して列車と接触し、負傷した。

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【注意事項】
踏切の横断はできるだけ避けましょう。なるべく踏切を通らない迂回路を探し、そちらを通行するようにしましょう。特に走行距離が長い踏切の通行は避けてください。

やむを得ず、踏切を渡る場合は以下の点に気を付けてください。

  • 1. 介助者とともに通行し、踏切の手前では一時停止及び左右の確認をする。
    踏切の通行の際には介助者とともに通行してもらうようにして、緊急時に備えましょう。通行の前には踏切の手前で必ず一旦停止し、左右の安全を確認してください。
  • 2. 踏切は直角に通行する。
    踏切内を通行するときは、脱輪や線路の溝にタイヤが挟まることを防ぐため、ハンドルをしっかりと握り、線路に対してできるだけ直角に渡ってください。
  • 3. 踏切の端を通行しない。
    脱輪のおそれがあるため、踏切の端は通行は避けましょう。踏切によっては端を通行しないように路面標示がされていたり、脱輪しないようにブロックが設置されていたりするなど、事故防止のための対策がなされています。
  • 4. 踏切で立ち往生してしまったら、非常ボタンを押してもらうように声がけする。
    踏切内で立ち往生してしまった場合は、まず大声で周囲の人に助けを求めるようにしてください。その上で、電動車いすを放置してでも脱出することを最優先としましょう。
    また、周りの人も、踏切内で動けなくなっている人がいたら、すぐに踏切の非常ボタンを押してください。   

  電動車いすに関する資料も併せてご参照ください。
  (注意喚起ミニポスター(動画等))

  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03020101.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03100101.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03100102.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03100103.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03260101.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03260102.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/03260103.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/1152.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/2018122001.html
  • https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/sonota/2018122002.html

  その他の事故事例は、「事故情報の検索」で「電動車いす」をキーワードに検索していただけます。
  http://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/search/index.html

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2.製品事故収集情報

消費生活用製品の事故情報収集状況
(11月18日~12月1日 受付70件)
NITEに通知のあった事故情報から、件数の多い製品を掲載します。

製品名       ( 事故状況と件数 )

  • 1.配線器具  ( 火災等     3件)
  • 1.電気冷凍庫 ( 火災等     3件)
  • 1.電気温風機   ( 火災等     3件)
  • 1.ガスふろがま ( 製品破損等 3件)
  • 1.電子レンジ   ( 火災等     3件)
  • 1.パソコン   ( 製品破損等 3件)
  • 1.ガスこんろ  ( 軽傷等     3件)
  • 1.自転車   ( 重傷等     3件)
最新事故情報(これまでの受付情報もご確認いただけます)
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/information/index.html

事故情報の提供をお願いいたします。
事故の再発防止のため、有効に活用させていただきます。
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/shushu/index.html
 

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3.リコール情報

①三菱ケミカルメディア株式会社 (法人番号:9010401028738 )
「ワイヤレスマウス」 12/17(HP)
【詳細】
http://www.mcmedia.co.jp/corporate/news/information/info/info_181127.html

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4.その他の製品安全情報

平成30年度製品安全対策優良企業表彰の受賞企業講演会

経済産業省では、平成30年度製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)の受賞企業講演会を以下のとおり開催いたします。
当日は、経済産業省からの最近の取組の紹介や今年度の製品安全対策優良企業表彰(PSアワード)の概要紹介に続き、ゴールド企業及び本年度の受賞企業より製品安全の取組について講演いただきます。
  
詳細は以下のページをご確認ください。
http://www.meti.go.jp/product_safety/ps-award/3-consumer/h30_lecture.html

〇東京会場
 日時:2019年2月4日(月) 13:00~15:30 (会場12:40)
 場所:㈱三菱総合研究所大会議室  (東京都千代田区永田町2-10-3)

〇大阪会場
 日時:2019年1月29日(火)13:00~15:30 (会場12:40)
 場所:製品評価技術基盤機構大阪事務所 1階セミナールーム  (大阪府大阪市住之江区南港北1-22-16)

【参加費】無料

【参加申し込みについて】

下記申し込みフォームからお申し込みください。
<東京>http://www.mri.co.jp/ps-award20190204/
<大阪>http://www.mri.co.jp/ps-award20190129/

 申し込み後、登録されたメールアドレス宛に【参加証】をお送りしますので、
 プリントアウトのうえ、当日会場受付にご提示ください。

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 iPod nanoの製品事故に係る定期報告  経済産業省

平成30年12月21日付、Apple Japan合同会社(旧 アップル ジャパン株式会社)の経済産業省へのiPod nano(第一世代)の製品事故に係わる定期報告がありました。平成30年11月1日から30日までの本体・バッテリー交換件数は754件となっています。同社が対策を開始した平成22年8月11日以降の本体・バッテリー交換件数の累計は295,346件となっています。
https://www.apple.com/jp/support/ipodnano_replacement/

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消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について  消費者庁

消費者庁は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。
  • 12/14 11件 http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/2018/pdf/consumer_safety_release_181214_0001.pdf
  • 12/18 5件  http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/2018/pdf/consumer_safety_release_181218_0001.pdf
  • 11/21 9件  http://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/2018/pdf/consumer_safety_release_181221_0001.pdf

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編集後記

警報の音を聞いて足早に踏切を抜けていくのはよく見る光景ですが、警報が鳴り始めてから踏切に進入して通行しようとする姿はあまり見ていて心地よいものではありません。歩行者のみならず、自転車や車なども駆け込む姿を見る度に、ああはなるまいと心に誓うものです。

PSマガジン配信先の紹介等PSマガジンの普及にご協力をお願い致します。また、社内報や広報誌、回覧板などへの掲載も歓迎致します。
                                                             
PSマガジンに関するお問い合わせ、「その他の製品安全情報」欄へ掲載のご希望などがありましたら、以下のメールアドレスまでご連絡ください。
 Eメール:ps【アットマーク】nite.go.jp
(メールを送る際は【アットマーク】を@に変えてください)

配信停止、パスワード変更等は以下URLよりお願いいたします。
https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/mailmagazin/index.html

お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  製品安全広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図