製品安全

Vol.339  8月27日号 「アイスクリームメーカーの事故」

今日8月27日は「ジェラートの日」。映画「ローマの休日」の中で、オードリー・ヘプバーン演じるアン王女がスペイン階段でジェラートを食べるシーンがとても有名です。日本ジェラート協会が公開日にちなんで8月27日を「ジェラートの日」と制定されたそうです。
今回はアイスクリームメーカーの事故をご紹介します。
 

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項目一覧

  • 1.アイスクリームメーカーの事故
  • 2.製品事故収集情報(7月7日~7月20日 受付 67件)
  • 3.リコール情報(1件)
  • 4.その他の製品安全情報

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1.アイスクリームメーカーの事故

【事例1】
アイスクリームメーカーの投入口に幼児が手を入れて負傷した。

→幼児が投入口内に落としたおもちゃを拾おうと手を入れ、指がカッターに触れたため、負傷したものと考えられる。
なお、取扱説明書には「カッターは鋭利なため、直接手を触れない」「取り扱いに不慣れな方や子どもだけで使わせたり、乳幼児に触れさせたりしない」旨、記載されている。

【事例2】
凍った食材を入れたアイスクリームメーカーを使用中、発煙した。

→硬く凍った食材を入れて調理したため、食材が挟まりカッター刃が回転しなくなりモーター巻線が異常発熱し、発煙したものと考えられる。

【事例3】
アイスクリームメーカーが破裂し、液体が漏れた。

→アイスクリームメーカーの冷却用アルミポットに封入されている冷媒中の尿素が、長期間(製造から20年以上)のうちに加水分解して炭酸ガス等が発生したことによって、ポットの内圧が上昇し破裂して、内容液(冷媒)が噴出したものと考えられる。

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【事例1の注意事項】
刃は鋭利なので直接手を触れないでください。また、子どもだけで使うことがないように置く場所に気をつけてください。

【事例2の注意事項】
取扱説明書などで禁止している食材を調理しないでください。破損したり、モーターに過度な負荷がかかり故障したり、発煙することがあります。

【事例3の注意事項】
長期間経過した製品は、部品が劣化して事故に至るおそれがあります。事故を防止するために、日常的なお手入れで、異常な症状がないか点検をしてください。

その他の事故事例は、「事故情報の検索」で「アイスクリームメーカー」をキーワードに検索していただけます。

  • https://www.nite.go.jp/jiko/jiko-db/accident/search/

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2.製品事故収集情報

消費生活用製品の事故情報収集状況
(7月7日~7月20日 受付67件)
NITEに通知のあった事故情報から、件数の多い製品を掲載します。

製品名       ( 事故状況と件数 )

  • 1.掃除機 (火災等 12件)
  • 2.いす (軽傷等 4件)
  • 2.エアコン (火災等 4件)
  • 4.自転車 (重傷等 3件)
  • 4.直流電源装置 (製品破損等 3件)
  • 4.ノートパソコン (火災等 3件)
  • 4.パソコン (製品破損等 3件)
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最新事故情報(これまでの受付情報もご確認いただけます)
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/information/index.html

事故情報の提供をお願いいたします。
事故の再発防止のため、有効に活用させていただきます。
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/shushu/index.html
 

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3.リコール情報

  • 株式会社ニトリホ-ルディングス(法人番号 5430001012905)
    「収納家具」8/15(HP)
    【詳細】 https://www.nitori.co.jp/news/important.html
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4.その他の製品安全情報

・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について  消費者庁


消費者庁は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。
  • 8/14   19件  https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_190814_1.pdf
  • 8/16   4件  https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_190816_02.pdf
  • 8/20   17件  https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_190820_01.pdf
  • 8/23   21件  https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_190823_01.pdf
  • 8/27   7件  https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_190827_1.pdf
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・「輸入事業者のための電波法講座」のご案内~無線を使用する製品を輸入販売するには~
 一般財団法人対日貿易投資交流促進協会(ミプロ)

Bluetooth機器などのワイヤレス製品を海外から輸入販売したい事業者を対象にした、電波法に関するセミナーを開催します。
このセミナーでは、「電波とは、電波法とは」「微弱な無線局」「外国製の無線機器を輸入する際の留意点」「技適マークを取得するには」など、電波法の基本ルールについて、登録証明機関の専門家がわかりやすく解説いたします。

    【開催日】2019年9月20日(金)14:00~16:00
    【会 場】池袋サンシャインシティワールドインポートマートビル5F コンファレンスルーム Room14
    【講 師】一般財団法人テレコムエンジアリングセンター
                 認証・試験事業本部ビジネス推進部 
               お客様相談室 室長  多田 隆一氏
    【参加費】無料
    【申込み】https://krs.bz/mipro/m/config-id-anzenweb190920?&e_2166=5&e_2154=1

・「製品と機械のリスクアセスメント」講座のご案内  明治大学リバティアカデミー

製品安全と機械安全について、主にリスクアセスメントの面から講義を行います。
まず、製品安全の概念について学習した後、技術、ヒューマンファクタ、社会規範・法制度、等を通じて、具体的な事例を基に、製品安全における消費者の権利、誤使用事故防止、製品のリスクアセスメントなど、多面的に製品の安全確保の方策を紹介します。次に、機械安全の立場から、安全な機械を使って安全に作業すること、すなわち、安全な機械を設計して、安全な生産ラインを構築し、安全な職場で作業することを論じます。
本講座は、機械の包括的安全基準や国際安全基準の理解、リスクアセスメント、リスク評価、制御安全の考え方等、製品安全、機械安全の基礎と素養を得ることを目的とし、次のような特徴を有しています。

(1)製品や機械を例題に、安全について広く紹介をします。
(2)リスクアセスメントについて、具体例を用いて紹介します。
(3)各分野の安全の専門家から話が聞けます。
(4)一般の人にも専門家にも学生にも適した講座です。


  【開催日】 2019年 10月5日(土)~ 2019年 12月21日(土) 隔週土曜日 13:30~17:00 計14回
  【会 場】 明治大学駿河台キャンパス
  【参加費】 通常会員料金                          31,000円(税別) 
        明大カード・福利厚生会員料金 27,900円(税別) 
        学生・生徒・教職員会員料金    15,500円(税別)
        法人会員料金                          24,800円(税別)
    【詳 細】 https://academy.meiji.jp/course/detail/5099/


 

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編集後記

調理家電。いろいろと便利な物が出てきています。アイスクリームメーカーしかり、身近なものではフードプロセッサー、ホームベーカリー、ワッフルメーカー、スチーム機能搭載の電子レンジ。変わったところでは煙の出ない燻製マシーンなど。深夜テレビを見ていると呪文のように、繰り返し「便利だ」、「毎日使っている」、「健康になった」、「節約になった」と聞こえてきます。そうしてうっかりその気になって、注文し、家には一回使ったきりで押し入れの奥深く埋葬されてしまう家電が増えてしまうのです。スチーム機能のついた電子レンジは、温め機能以外には使ったこともなく、ワッフルメーカーはもう何年も見ていません。眠る家電が目覚める日は来るのでしょうか。

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独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
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