製品安全

Vol.379  4月27日号 「ヘアドライヤーの事故」

今お使いのヘアドライヤー、電源コードが捻れたまま使っていませんか?毎日のように使うヘアドライヤーですが、不注意による事故が多く発生しています。今回は、ヘアドライヤーの事故を紹介します。

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項目一覧

  • 1.ヘアドライヤーの事故
  • 2.製品事故収集情報(4月4日~4月17日 受付 80件)
  • 3.リコール情報(5件)
  • 4.その他の製品安全情報
    ・SAFE-Liteのご案内
    ・消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について

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1.ヘアドライヤーの事故

【事例1】
使用中のヘアドライヤーから出火し、周辺を焼損した。

→電源コードを本体に巻きつけた状態での収納を繰り返し行っていたことから、本体側の電源コード付け根部分に過度なストレスが繰り返し加わったため、コード芯線が断線し、火花が発生したものと考えられます。なお、取扱説明書には、「電源コードは引っ張らない。収納時にコードを本体に巻きつけない。火災のおそれがある。」旨、記載されていました。
    
【事例2】
使用中のヘアドライヤーから異音がし、火花が出て、胸に火傷を負った。

→電源コードが捻れていたことから、本体側の電源コード付け根部分に過度なストレスが繰り返し加わったため、コード芯線が断線し、火花が出たものと考えられる。なお、取扱説明書には、「コードがよじれたままでは使わない。断線して火花がでることがある。」旨、記載されていました。

【事例3】
 ヘアドライヤーを使用中、プラスチックが焦げる臭いを感じたので確認したところ、吹出口とフードの一部が溶けていた。

→吸込口から毛髪が吸い込まれたため、ファンに絡み付いて回転が低下し、ヒーターが異常過熱して吹出口の樹脂を溶かしたものと考えられます。なお、取扱説明書には「髪が吸込口に吸い込まれないようにする。故障ややけどの原因になる。」旨、記載されていました。

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【事例1、2の注意事項】
ヘアドライヤーの電源コードが捻れたままで使用したり、電源コードを屈曲させる、本体にきつく巻き付けるといった外部から大きな力が加わる使い方をすると、電源コードの芯線が断線して、異常発熱や発火の原因となるおそれがあります。ヘアドライヤーを使用しないときは、電源コードは丸く円を描くようにゆるく束ねてください。

【事例3の注意事項】
吸込口に髪を近づけ過ぎないでください。吸込口に髪を近づけると髪の毛がヘアドライヤー本体内部に吸い込まれてしまうおそれがあるため、製品との距離に注意してください。


■その他のヘアドライヤーの事故情報も併せてご参照ください。
  (再現実験映像)
   (1)ドライヤー「1.電源コードの発火」
    https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/01040101.html
   (2)ドライヤー「2.電源コードの発火(スロー映像)
    https://www.nite.go.jp/jiko/chuikanki/poster/kaden/01120201.html
 
(注意喚起ミニポスター)
   (1)ヘアドライヤー「ヘアドライヤーからの出火」
    https://www.nite.go.jp/data/000085753.pdf

■その他の事故事例は、「事故情報の検索」で「ヘアドライヤー」等をキーワードに検索していただけます。
   https://www.nite.go.jp/jiko/jiko-db/accident/search/

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2.製品事故収集情報

消費生活用製品の事故情報収集状況
(4月4日~4月17日 受付 80件)
NITEに通知のあった事故情報から、件数の多い製品を掲載します。

製品名       ( 事故状況と件数 )

  • 1. エアコン                   (火災     5件)
  • 2.バッテリーパック          (拡大被害等 4件)
  • 2.電気ストーブ             (火災等   4件)
  • 3.モバイルバッテリー         (火災等   3件)
  • 3.延長コード               (火災     3件)
  • 3.携帯電話機               (重傷等   3件)
  •  3.照明器具                 (火災     3件)
  •  

最新事故情報(これまでの受付情報もご確認いただけます)
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/information/index.html

事故情報の提供をお願いいたします。
事故の再発防止のため、有効に活用させていただきます。
https://www.nite.go.jp/jiko/jikojohou/shushu/index.html
 

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3.リコール情報

  • ・パナソニック株式会社 (法人番号 5120001158218)
    「ポータブルテレビ」 4/12(HP)
    【詳細】 https://panasonic.co.jp/ap/s/battery/2104a/index.html
  • ・パナソニック株式会社 (法人番号 5120001158218)
    「ポータブルテレビ 補修用バッテリーパック」 4/12(HP)
    【詳細】 https://panasonic.co.jp/ap/s/battery/2104c/index.html
  • パナソニック株式会社 (法人番号 5120001158218)
    「ワイヤレススピーカー補修用バッテリーパック」 4/12(HP)
    【詳細】 https://panasonic.co.jp/ap/s/battery/2104c/index.html
  • ・株式会社ドリテック (法人番号 5030001076412)
    「電気ケトル」 4/14(HP)
    【詳細】 https://www.dretec.co.jp/another-contact
  • ・デカトロンジャパン株式会社 (法人番号 1120001067372)
    「登山用ロープ」 4/15(HP)
    【詳細】 https://support.decathlon.co.jp/hc/ja/articles/900005389546-%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AE%E3%81%8A%E7%9F%A5%E3%82%89%E3%81%9B-Simond%E7%99%BB%E5%B1%B1%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%97

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4.その他の製品安全情報

SAFE-Lite
        
NITEは、より安心・安全な社会になることを目指して、製品安全に関する
情報を発信してきました。NITEのウェブサイトでは、事故情報データベース、
リコール情報や誤使用に関する注意喚起などを発信しています。

NITEのホームページでは事故情報をどなたでも簡単にウェブ検索できる
「SAFE-Lite」をサービス提供しております。

「SAFE-Lite」は、製品の危険性を評価するリスクアセスメント・ツール
「製品事故予測システムSAFE(※)」の「あいまい」機能をWeb化した
システムです。NITEのホームページから「SAFE-Lite」へアクセスできます。

※SAFE(System for Accident Forecasting Events)は、2019年11月から製造
事業者を中心にインストール用DVDで提供しています(利用者申請が必要)。

お使いの製品で異常を感じた際に、「SAFE-Lite」で事故となる危険性を調べる
ことで、必要な対策の参考情報を得ることができます。

ご利用の際は、製品の利用者が普段お使いの言葉で、製品事故が発生する前に
みられる「予兆(現象)」情報を「SAFE-Lite」に入力すると、同じ現象の事故だけ
ではなく、よく似た事故情報も表示されます。これにより、様々な視点から事故
となる危険性やその場合の被害状況などを調べられることで、事故の未然防止に
つながることを期待してます。

SAFE-Lite サイト
https://safe-lite.nite.go.jp/

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消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について  消費者庁

消費者庁は、消費生活用製品安全法第35条第1項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について、以下のとおり公表しています。

  • 4/16   12件 https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_210416_01.pdf
  • 4/20   17件 https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_210420_01.pdf
  • 4/23   10件 https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_210423_01.pdf
  • 4/27    9件 https://www.caa.go.jp/notice/assets/consumer_safety_cms202_210427_01.pdf

 

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編集後記

お風呂から上がった後、髪を乾かすのはやはり面倒です。早く乾かそうとしてヘアドライヤーで温風を当て続けるのは、熱くなりすぎしまって苦手なので、手を目一杯伸ばして遠くから風を当てたり、冷風とこまめに切り替えたりと、色々工夫しています。他にも、吸水性が良いタオルを頭に巻いて、その上からヘアドライヤーで乾かす方法も試してみたですが、私の場合は、むしろ遅くなってしまいました。もっと髪が長い方のための方法だったのかもしれません。でも近頃だんだん髪が薄くなってきましたので、いずれ悩む必要もなくなりそうです。

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  製品安全広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
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