データタイトル | 他機関での菌株情報 | 遺伝子型 | 復元液 | データID | 菌株番号 | カタログURL | 生物種名 | 生物種名(著者名含) | 基準株 | 来歴 | 分離源 | 分類 | 培養温度 | 培養培地 | 親株(変異株の場合) | 付加情報 |
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データID | ATAP0000600000001 |
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データタイトル | 特性(酪酸産生菌) |
特性の名称 | Butyrate-producing bacteria/酪酸産生菌 |
化合物名または特性の概要 | 酪酸菌とも言われ、炭素源を分解して酪酸を産生する細菌、 代表的な細菌として偏性嫌気性のグラム陽性桿菌で、芽胞を形成の特徴を持つ Clostridium butyricum が挙げられる。Clostridium属以外の酪酸を産生する細菌は、Anaerostipes,Coprococcus,Eubacterium,Butyrivibrio, Faecalibacterium,Roseburia,Fusobacterium,Butyricicoccus 属 などがある。ヒト糞便からAnaerostipes属やButyricicoccus属などの新規酪酸産生細菌が分離されており、近年、ヒト腸内において健康状態を維持する重要な菌として注目されている。ヒト腸内において、食物繊維をエネルギー源として酪酸を産生し、大腸の水分、ミネラル吸収を促進作用により、腸内環境を改善するといわれている。酪酸産生菌の1つであるAnaerostipes属の菌種は、乳児食物(主に牛乳)アレルギー改善に関与するおよび宿主の体重や代謝性疾患のリスクを大きく低下させることが報告されている。 |
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