実験情報

データID EXPE0000000020001
データタイトル 実験(微細藻類の細胞外多糖類(Extracellular PolySaccharide:EPS)産生能評価)
実施機関名 独立行政法人 製品評価技術基盤機構、パナック株式会社
実験に関するURL
【サンプル調製プロトコル】
  概要 (1)試験管での培養(前培養)
培地10 mLを入れた15mL容試験管に微細藻類株を接種し、23℃で振とう培養(往復で70往復/min)しながら定常期に達するまで培養した。光の条件は、照度3,000ルクス、24時間照射した。
(2)マリンフラスコでの培養
培地150mLが入った300mL容マリンフラスコに、10mLの前培養液を入れ、培養した。エアポンプを用いて1%の二酸化炭素を含む空気を吹き込み、23℃で培養液の撹拌を行いながら定常期に達するまで培養した。光の条件は前培養と同じとした。
培養液は、遠心分離法によって上清及び沈殿物に分離した。
  培養温度 23℃
  酸素要求性 好気性
  培養時間 15-35日
【測定プロトコル】
  測定方法 フェノール硫酸法によるEPSの定量
培養上清0.2 mLに、5%(w/v)フェノール溶液0.2 mLを加え撹拌し、さらに1 mLの濃硫酸を加えて撹拌し、室温にて20分以上放置後、プレートリーダーを用いて波長490 nmの吸光度を測定した。検量線と比較し、培養上清中に含まれるEPS量を算出した(培養上清EPS量)。
また、EPSがゲル化し、微細藻類の細胞とバイオフィルム状の複合体を形成している株が多く見られたことから、これらの株のEPS産生量を定量的に評価するため、遠心分離後の沈殿物に対しても同様にフェノール硫酸法によりEPS量を定量した(細胞表面EPS量)。
培養上清EPS量と細胞表面EPS量の和を総EPS量とした。検量線は既知量のグルコース溶液を用いて作成した。
  測定ツール プレートリーダー
【データ解析プロトコル】
  解析方法
  解析ツール
関連情報

このデータにリンクしている情報

提供機関 Taxonomy プロジェクト 1 コレクション 微生物種 0 実験 微生物株 78 属性 文献 解析データ 1

1.微生物株情報  78件

2.微生物種情報  0件

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6.解析データ情報

6-1.ゲノム  0件

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6-2.画像  0件

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6-3.その他データ  1件

6-4.MALDI  0件

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10.プロジェクト情報  1件

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