実験情報

データID EXPE0000100150004
データタイトル 実験(Streptomyces mirabilis NBRC 13450の微生物カロテノイドプロファイルデータ取得)
実施機関名 独立行政法人 製品評価技術基盤機構
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【サンプル調製プロトコル】
  概要 培養方法:
前培養は、NBRC培地227(寒天)に生育した菌体を掻き取り、試験管に入れた5mLのNBRC培地227(液体)に植菌して28℃、160-180rpmで振とう培養を行った。本培養は、試験管に入れたNBRC培地227(液体)3本に植え継ぎ28℃の培養温度で14日間行った。集菌は、培養液を遠心管に移し替え、遠心した。可能な限り上清を除去し、50mMリン酸緩衝液(pH7.0)500μLに懸濁し、遠心した。再度、上清を可能な限り除去し、-80℃で凍結した。
カロテノイド抽出方法:
凍結菌体をDMSO 500μLに懸濁し、50℃で30分間保温、微量高速遠心にて上清をガラスチューブに移し、アセトン500μLを添加、次にジエチルエーテル:ヘキサン溶液(1:1, 1 mL)を添加し、ボルテックスで撹拌した。水1 mLを添加し混合した。2層に分かれた上層を新しいチューブに移した。遠心エバポレーターを用いて乾燥させた(加熱なし)。
  培養温度 28℃
  酸素要求性
  培養時間 14日
【測定プロトコル】
  測定方法 カロテノイドの測定方法は、高速液体クロマトグラフ(Nexera(島津製作所製))/フーリエ変換イオンサイクロトロン質量分析計(solariX 7T(Bruker製))により実施した。カロテノイドの化学的性質を考慮し、脂溶性が高いことから質量分析法のイオン化法として、代謝産物の測定によく用いられるエレクトロスプレーイオン化法(ESI)に加え、低分子化学物質の測定に用いられる大気圧化学イオン化法(APCI)による分析を実施した。高速液体クロマトグラフ部分にフォトダイオードアレイ検出器(PDAD)を付属させ、検出成分の紫外・可視吸収スペクトルを同時に測定できるようにした。

<使用試薬>
Neoxanthin (Sigma-Aldrich)
Violaxanthin (Sigma-Aldrich)
Antheraxanthin (CaroteNature)
Capsorubin (Santa Cruz)
Cucurbitaxanthin A (CaroteNature)
Astaxanthin (Sigma-Aldrich)
Capsanthin (EXTRASYNTHESE)
Lutein (Sigma-Aldrich)
Zeaxanthin (Sigma-Aldrich)
Canthaxanthin (CaroteNature)
β-Cryptoxanthin (えひめ飲料)
α-Carotene (富士フイルム和光純薬)
β-Carotene (富士フイルム和光純薬)
Lycopene (CaroteNature)
Echinenone (CaroteNature)
Torularhodin (CaroteNature)
  測定ツール 高速液体クロマトグラフ(Nexera(島津製作所製));
フーリエ変換イオンサイクロトロン質量分析計(solariX 7T(Bruker製));
YMC Carotenoid S-5μm, 2.0×150 mmL (YMC製);
YMC Carotenoid S-5μm, 4.6×250 mmL (YMC製)
【データ解析プロトコル】
  解析方法
  解析ツール
関連情報

このデータにリンクしている情報

提供機関 Taxonomy プロジェクト 2 コレクション 微生物種 40 実験 微生物株 43 属性 文献 解析データ 2

1.微生物株情報  43件

2.微生物種情報  40件

6.解析データ情報

6-1.ゲノム  0件

Not found

6-2.画像  0件

Not found

6-3.その他データ  2件

6-4.MALDI  0件

Not found

10.プロジェクト情報  2件

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