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オルト開裂経路

概要

オルト開裂経路 (ortho- [intradiol] cleavage pathway) は、バクテリアにおける芳香族化合物の好気的分解経路のひとつ。
カテコール類やプロトカテク酸等のジヒドロキシ化合物が、芳香環のオルト位(隣接する2つの水酸基の間)で開裂され、分解されていく。 beta-ketoadipate (3-oxoadipate) を経ていくことから、beta-ketoadipate pathway とも呼ばれる。

機能に関する知見

機能を示すメカニズム

オルト開裂は、芳香環の水酸基が置換されている 2つの炭素原子間で開裂が起こること。 intradiol dioxygenase によって触媒される酸化的開裂反応である。その後、beta-ketoadipate (3-oxoadipate) を経て、アセチル-CoA と スクニシル-CoA に代謝される。

関連外部リンク

MiFuPへのリンク

(更新日 2015/07/22)