製品安全

事故情報特記ニュースNo.53

2002.10.31

~ 石油ストーブや石油ファンヒーターを使用するにあたって(注意喚起) ~
<平成13年度事故情報収集結果から>

寒い季節を迎え、暖房器具を使用する機会が増えてきますが、独立行政法人製品評価技術基盤機構の事故情報の中に、毎年、石油ストーブや石油ファンヒーターの暖房器具に関する火災事故情報が多くあるため、これらの事故事例を紹介し、事故の未然防止のために注意喚起を行います。
当機構が最近3年間(平成11年度から13年度まで)に収集した事故情報の中で、これらの製品の事故件数は、表1のとおりです。
特に石油ストーブは、収集件数が毎年1位~2位にランクされています。

表1 石油ストーブと石油ファンヒータの事故情報収集件数
製品名 平成11年度 平成12年度 平成13年度
石油ストーブ 150件(16%)
順位:1位
130件(9%)
順位:2位
184件(12%)
順位:2位
石油ファンヒーター 24件(3%) 21件(1%) 29件(2%)
  • ※カッコ内の%は、収集した事故情報収集件数全体に占める割合を示す。

1.事故事例について

石油ストーブや石油ファンヒーターの主な事故事例は次のとおりで、そのほとんどが火災事故になっています。
石油ストーブは①と②が、石油ファンヒーターは②と⑤が事例として多くなっています。

  1. ①石油ストーブの上や付近で乾かしていた洗濯物がストーブに落下し、火災になった。
  2. ②カートリッジタンクのふたを確実に締めずにセットしたため、漏れた灯油に着火した。
  3. ③消火しないで寝てしまったため、布団等が接触したり、周囲に置いていた雑誌等の可燃物が過熱し発火した。
  4. ④消火しないまま灯油タンクに給油し、あふれた灯油にストーブの火が着火した。
  5. ⑤間違ってガソリンを給油したため火災になった。

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2.事故の防止について

上記で紹介した事故事例は、被害に遭われた人の誤使用や不注意によるものと判断されたもので、その件数は、表2のとおりです。

表2 誤使用や不注意による事故件数
製品名 平成11年度 平成12年度 平成13年度
石油ストーブ 123件(82%) 109件(84%) 103件(56%)
石油ファンヒーター 13件(54%) 14件(67%) 11件(38%)
  • ※カッコ内の%は、製品ごとの事故情報収集件数(表1に示す件数)に占める割合を示す。

これらの事故を防ぐには、製品に添付の取扱説明書や器具本体に表示された注意事項を守り、充分に注意してご使用いただくことが重要です。

  • ※なお、次号(№54)では電気ストーブなどに関する注意喚起の掲載を予定しています。
問い合わせ先
独立行政法人 製品評価技術基盤機構 生活・福祉技術センター業務管理課 小田、吉津
TEL 06-6942-1112(代表)ホームページURL http://www.jiko.nite.go.jp

お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
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