製品安全

ガス・石油暖房機器による事故の防止について(注意喚起)

NITE(ナイト:独立行政法人製品評価技術基盤機構、理事長:安井 至)は、 「ガス・石油暖房機器による事故の防止について」の記者説明会を行いました。

公表日

平成26年11月27日(木)

本件の概要

報道発表資料

発表日:
平成26年11月27日(木)
タイトル:
ガス・石油暖房機器による事故の防止について(注意喚起)
発表者名:
製品安全センター
資料の概要:

これから冬を迎え暖房器具を使う機会が増えますが、ガス・石油暖房機器※1の事故は、火災や一酸化炭素中毒、やけどを伴う場合が多く、火災による被害とともに重篤な人的被害も多く発生しており、注意が必要です。

NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※2において、ガス・石油暖房機器による事故は、平成21年度から平成25年度までの5年間に、合計602件※3ありました。 被害状況別に見ると、死亡事故64件、重傷事故31件、軽傷事故114件、拡大被害※4 265件、製品破損※4 91件、ほか37件となっています。このうち、火災を伴う事故は310件発生してい ます。

事故の発生状況を分析すると、使用者の誤使用や不注意などによる事故が多く発生しており、死亡や重傷等の重篤な人的被害に至る割合も高くなっています。

ガス・石油暖房機器による事故は、12月から1月にかけて最も多く発生しています。
本格的な冬を迎え、ガス・石油暖房機器を使用する機会が増加する時期に際して、製品を正しく使用し、事故を未然に防止していただくために、注意喚起を行います。

(※1)
石油ストーブ、石油温風暖房機(石油ファンヒーター)、ガスストーブ、ガス温風暖房機(ガスファンヒーター)。
(※2)
消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故(ヒヤリハット情報(被害なし)を含む)。
(※3)
平成26年10月31日現在、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。
(※4)
製品本体のみの被害にとどまらず、周囲の製品や建物などにも被害を及ぼすこと。
被害状況別で、人的被害と同時に物的被害が発生している場合は、人的被害の最も重篤な分類でカウントし、物的被害には重複カウントしない。

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お問い合わせ

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