製品安全

中古品で思わぬ事故が発生!
~誤った使い方や、リコール製品の事故に注意~

本件の概要

発表日:
平成30年8月23日(木)
発表資料:
中古品で思わぬ事故が発生!~誤った使い方や、リコール製品の事故に注意~
映像資料:
ガスこんろ「誤った種類のガスを供給して異常燃焼」
資料の概要:
 近年、家電製品やガス器具といった生活用品の中古品※1は様々な方法で入手が可能となっています。中古品を使用することで余分な廃棄物の発生を抑制し、限られた資源を有効に活用することにつながりますが、他方で思わぬ事故が発生しています。例えば、使用者が中古品の使用方法や設置方法を知らずに使用したり、入手した中古品がリコール製品と気付かずに使用したりするなどして、事故が発生しています。具体的には、中古品は過去の使用状況や不具合の有無が不明であったり、取扱説明書が添付されていなかったりする場合も多く、さらにはリコール製品かどうかを確認されなかったりすることもあるため、注意が必要です。
 平成25年度から平成29年度の5年間にNITE(ナイト)に通知された製品事故情報12,785件※2のうち、中古品の事故が少なくとも182件確認されました。このうち29件はリコール製品で事故が発生しています。事故の被害状況は、182 件のうち、死亡事故6件、重傷事故7件発生し、被害者数は死亡7人、重傷8人に上っています。
 これらの中古品の事故は、使用者に取扱説明書や本体表示に記載された正しい使い方などの情報が確実に届いて、特にリコール製品の場合については使用者の協力が得られ、回収・点検・交換などの対策が行われていれば、未然に防ぐことができた可能性が高い事故です。中古品の事故を未然に防止するために、事故事例の紹介及びリコール情報の入手方法の紹介などによって、注意喚起を行います。

 

 
事故事例
  • インターネット通販で購入した中古品のガスこんろを使用者の友人が、本来装備されているはずのガスの閉塞栓が装備されていない状態に気付かずに設置したところ、使用時にガスが漏れてグリル排気口付近から火が出た。【2017年 7月、神奈川県、性別不明 】
  • 譲渡された折り畳み自転車で走行していたところ、折り畳み部の固定調整ボルトが緩んでいたため、自転車が折り畳まれ、転倒して負傷した。使用者は譲渡時に取扱説明書を入手できておらず、調整ボルトの固定方法を十分に把握できていなかった。 【2014年 8月、京都府、男性 】
  • 譲渡された電気洗濯機を使用していたところ、異臭がしたため確認すると、当該製品の内部部品が焼損していた。電気洗濯機は部品の製造不良によってリコール製品となっていたが、譲渡した使用者の知人と譲渡された使用者ともにそのことに気付いていなかった。【2013年 12月、奈良県、女性 】

事故を防ぐためのポイント
  • ガス器具を設置する際にはガス販売店か専門の工事業者に設置を依頼してください。
  • 使用開始前に取扱説明書や本体表示を必ず確認してくだい。取扱説明書がない場合は事業者のホームページなどから情報を集めてください。
  • リコール製品による事故を防ぐために、お持ちの中古品がリコール製品かを確認してください。リコール製品はすぐに使用を中止し、事業者に連絡してください。中古品を入手する前も同様に確認してください。
 
 
  • (※1) 本資料では、中古品販売店で購入したもの、インターネットオークション及びインターネット通販で購入した中古品、知人から譲渡された物、中古住宅に既設で設置されていたものなどを「中古品」と呼びます。
  • (※2) 消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度によって収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含む。ただし、重複、対象外情報を除いた事故発生件数。

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独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  リスク評価広報課
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