製品安全

熱い蒸気と内部の湯に注意
~知って防ごう加湿器の事故~

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本件の概要

発表日:
令和4年1月27日(木曜日)
発表資料:
熱い蒸気と内部の湯に注意~知って防ごう加湿器の事故~
映像資料:
【せいあんちゃんねる】nite news「加湿器の事故を防ぐポイント」
資料の概要:

 肌やのどの乾燥防止に活躍する「加湿器」や「加湿機能付きの空気清浄機」(以下、「加湿器等」)は、新型コロナウイルス感染症への対策としての需要もあり、特に最近、出荷数が大きく増加しています。また、例年4月をピークに空気の乾燥が進み、各所で乾燥注意報も多く発令されるため、加湿器等の利用機会は今後も増加することが見込まれます。
 しかし、取り扱いを誤ると、高温の蒸気や内部のお湯による子どものやけど、手入れ不足が原因で機器内部に漏水したことによる火災など事故に至るおそれもあります。
 NITE(ナイト)は、加湿器等の扱いによる事故を防ぐため、注意喚起を行います。 特に乳幼児は、体が小さく皮膚も薄いため、体表面積に占めるやけどの割合が高くなり、短時間で皮膚深くまでやけどが及びやすいなど、重症化しやすい傾向があるので、より一層の注意が必要です。その他、リコール対象製品による事故も発生しているため、お持ちの製品がリコール対象でないかどうかを確認してください。

202201_プレス本文用写真
 
202201_プレス本文グラフ全国における乾燥注意報の月別平均のべ発令日数※1

■加湿器及び加湿機能付きの空気清浄機の気を付けるポイント

  • ○取扱説明書や本体表示を確認し、熱いお湯や蒸気を使う製品は、子どもを近づけないようにする。
  • ○給水タンクには水道水を入れ、指定以外の薬剤などは入れない。満水ラインを超えて水を入れない。
  • ○水あかは定期的にお手入れする。機器全体を丸洗いしない。
  • ○電源コードを引っ張ったり、折り曲げたり、きつく巻き付けたりしない。
  • ○リコール対象になっていないかを確認する。
  • (※1)元データ:国立情報学研究所 北本研究室「乾燥注意報 - 統計情報 | 特別警報・警報・注意報データベース(http://agora.ex.nii.ac.jp/cps/weather/warning/stat/21/)」を元にカウント
    過去3年平均(2019年-2021年)、発令が月をまたいだ場合は前月でカウント、発令継続時間1日未満切り上げ

発表資料

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