製品安全

粗雑な作りのガストーチにご用心 ~購入時、使用時に気を付けるポイント~

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本件の概要

発表日:
令和4年4月28日(木曜日)
発表資料:
粗雑な作りのガストーチにご用心 ~購入時、使用時に気を付けるポイント~
映像資料:
ガストーチ「3.漏れたガスに引火」
ガストーチ「4.傾けて点火し異常燃焼」
 
資料の概要:

 ガストーチはキャンプやバーベキューでの火おこしといったアウトドア用だけでなく、あぶり料理用の調理器具としても人気があり、近年、広く使われるようになっています。しかし、その一方でガストーチによる事故が増加しています。NITE(ナイト)に通知された製品事故情報※1においては、2020年度以降にガストーチの事故が増加しており、特に製品の不具合による事故が多くなっています。
国内では認証制度を活用した安全向上対策が進むなか、輸入品では安全性能の確認が十分行われた上で販売されているのか判然としない製品が多くあります※2。なかには粗雑な作りによって、正しく使用していてもガス漏れが生じて、やけどなどの重篤な被害を受けるおそれがあるため、注意が必要です。


ガストーチから漏れたガスに引火

■ガストーチの気を付けるポイント

  • ○粗雑な作りのガストーチにはガス漏れなどのリスクがある。
  • ○購入時には、製造事業者や輸入事業者、販売事業者などの連絡先を確認する。
  • ○漏れたガスに引火すると消火が難しい場合があるため、必ず、使用前に機器の点検を行う。 
    ・カセットボンベとの接続部やバーナー部に汚れなどが付着していないか
    ・カセットボンベは適切に装着されているか(固定が不安定でぐらついていないか)
    ・カセットボンベ装着後にガス漏れによる異音・異臭はしないか
  • ○大きく傾けて異常燃焼が生じた場合、直ちに立てた状態に戻す。点火は立てた状態で行う。 
  • (※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故やヒヤリハット情報(被害なし)を含みます。
  • (※2)出典 経済産業省「製品安全規制の見直し」(令和4年3月25日)
    https://www.meti.go.jp/shingikai/shokeishin/seihin_anzen/pdf/019_02_00.pdf

発表資料

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