製品安全

敬老の日、贈ろう”安心”
~安全ライドで、笑顔の毎日~

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本件の概要

発表日:
令和7年9月9日(火曜日)
発表資料:
敬老の日、贈ろう”安心”
~安全ライドで、笑顔の毎日~
映像資料:
シルバーカー「1.段差につまずき転倒」
資料の概要:
 今年の敬老の日は9月15日。ご高齢の方とふれあう機会も増えるかと思います。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、アクティブシニア※1の事故を防ぐために事故が発生しやすい状況を3製品の例で紹介し、注意を呼びかけます。

 敬老の日は、長年にわたり地域や家庭を支えてきたご高齢の方々に、感謝の気持ちを伝える日です。ご近所での何気ない会話、介護施設での穏やかな時間、家族との団らん――そんな日常のひとコマが、かけがえのない宝物です。
 しかし、シルバーカー・歩行車や電動車いす、電動アシスト自転車など、日々の移動を支える製品による事故は、これまでにも数多く報告されており、重傷や死亡に至るケースも少なくありません。
 これらの製品は、活動的な高齢者の自立や外出を支える大切な道具である一方、使い方を誤ると重大な事故につながる可能性もあります。

 今回は、アクティブシニア向け製品の事故事例と、事故を防ぐためのポイントをご紹介します。
 敬老の日をきっかけに、ご家族やご近所、介護施設の皆さまで「大切な人の安全を、もう一度見つめ直す時間」を作り、感謝の気持ちとともに“安心”というプレゼントを贈りませんか?

          
          シルバーカー、電動車いす、電動アシスト自転車でお出かけしているシニア
 
■シルバーカー・歩行車で気を付けるポイント
・身体の状態に適しているかを専門家に確認する。
・利用する道路環境をご家族や介助者等と一緒にあらかじめ確認する。
・正しい高さに調整し、重い荷物を載せる、ペットをつなぐなど無理な使用をしない。

■電動車いすで気を付けるポイント
・利用する道路環境をご家族や介助者等と一緒にあらかじめ確認する。
・乗車前にバッテリーの状態を確認する。
・転倒防止装置がある場合は機能しているか等、乗車前点検、定期点検を行う。

■電動アシスト自転車で気を付けるポイント
・初期点検は必ず受ける。乗車前に点検を行う。
・アシスト機能を過信しない。急発進や「けんけん乗り」を避ける。

(※) 本資料中の全ての画像は再現イメージであり、実際の事故とは関係ありません。
(※1)本資料では、内閣府の高齢社会白書の定義に合わせて65歳以上を「高齢者」としています。また、日常的に外出等を行う活動的な高齢者のことを「アクティブシニア」と定義します。

発表資料

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター  製品安全広報課
TEL:06-6612-2066  FAX:06-6612-1617
住所:〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-22-16 地図