国際評価技術

モールドジスコンの長期使用に伴う波及事故への注意喚起

本件の概要

モールドジスコンの点検のポイントをまとめたリストをご用意しております。
以下のリンクからご利用ください。

報道発表資料

発表日
令和8年2月27日(金)
タイトル
モールドジスコンの長期使用に伴う波及事故への注意喚起  
発表者名
独立行政法人製品評価技術基盤機構 国際評価技術本部  
資料の概要
 独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、需要設備の責任分界点で使用されるモールドジスコンによる波及事故※1の発生を受け、保安業務従事者※2や設置者の皆様に、機器の適切な更新と点検の実施を呼びかけます。
 近年、推奨更新時期(20年)※3を超えて使用されたモールドジスコン(以下、「MDS」という。)による波及事故が発生しています。MDSは断路器の一種で、地絡及び短絡の保護機能を備えていないため、需要設備の責任分界点において使用している場合は、波及事故防止の観点から、保護機能を有する地中線用の高圧負荷開閉器(UGS※4/UAS※5)への交換が推奨されます。
 MDSは構造上、適切に取り扱えば高い絶縁性能を維持できますが、可動電極の挿入不良や作業時の不注意などにより絶縁性能が低下する恐れがあるため、作業手順の遵守や点検等による適切な管理が求められます。実際に、点検により事故の兆候を捉えて事故の未然防止に至った事例も報告されています。点検によりMDSの異常や劣化を発見した場合は、速やかにUGSやUASに交換するなどの対策をご検討ください。
                             
図1 絶縁性能が低下したMDS (製造後29年経過)


図2 点検により事故未然防止に至ったMDS(出典:電気保安法人より提供)
 
※1 波及事故:電気設備内で発生した電気工作物の破損や誤操作などの事故が原因となり、その地域一帯で停電を発生させるなど、電力供給に支障をきたす事故
※2 保安業務従事者:電気主任技術者、設備管理会社の担当者など
※3 一般社団法人 日本電機工業会(JEMA)が推奨する高圧断路器の更新時期は20年となっている
※4 UGS: Underground Gas Switchの略称
※5 UAS: Underground Air Switchの略称  

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お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 国際評価技術本部  電力安全センター
TEL:03-3481-9823  FAX:03-3481-0536
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