令和5年度QSAR/リードアクロス講習会
QSAR/リードアクロスの基礎とQSAR Toolbox、KATE、HESSの基本操作を学べます。
令和5年度の講習会は終了しました。
講習動画を本ページの講習会資料にて公開しておりますので、そちらをご覧ください。
目的と概要
NITEでは、一般工業化学品の安全性評価における予測手法の包括的な理解と利用促進のため、2012年からリードアクロス講習会を開催しています。令和5年度も主に次の内容を中心にした「令和5年度QSAR/リードアクロス講習会」を現地及びオンラインのハイブリッドで開催いたします。
・化学物質評価におけるQSAR/リードアクロスの基礎及び最新の動向
・QSAR/リードアクロスのソフトウェアの概要及び基本操作の紹介(QSAR Toolbox※1、KATE[外部サイト]※2、HESS※3)
これらのシステムを用いたQSAR/リードアクロスは、未試験物質の毒性や性質を試験データのある類似物質から推計または類推する手法であり、国際的に化学品規制での利用が推進されています。
これらのシステムを適切に使うことで化学物質の毒性等を予測することが可能になりますが、多くの機能を駆使しながら評価を行うため、操作にはコツが必要です。本講習会では、基本的な操作方法について実演を交えてご説明いたします。
※1 QSAR Toolboxは、経済協力開発機構(OECD 本部:パリ)が公開しているリードアクロス等の評価を支援するシステムです。各国から提供された種々の有害性試験データや、化学物質をグループ化するツールなどが集積されているシステムで、OECDのHPから一般公開されています。https://www.nite.go.jp/chem/qsar/toolbox.html
※2 生態毒性予測システム(KATE:KAshinhou Tool for Ecotoxicity)は、環境省の請負業務にて国立研究開発法人国立環境研究所が開発した生態毒性QSAR予測モデルで、同研究所のHPから一般公開されています。
https://kate.nies.go.jp/index.html
※3 有害性評価支援システム統合プラットフォーム(HESS:Hazard Evaluation Support System Integrated Platform)は、NEDO及び経済産業省からの受託業務にて、NITE、富士通株式会社、国立医薬品食品衛生研究所、Burgas “Prof. Assen Zlatarov” University、国立大学法人東北大学及び学校法人関西学院大学が開発した反復投与毒性のリードアクロスを支援するシステムで、NITEのHPから一般公開されています。
https://www.nite.go.jp/chem/qsar/hess.html
日程など
日程:2023年10月11日(水) 9:45~17:15
受講料:無料
会場:(NITE本所及びWebexによるハイブリッドセミナー)
製品評価技術基盤機構 本所1F NITEスクエア
〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-10
本所 案内地図 | ナイトについて | 製品評価技術基盤機構 (nite.go.jp)
講習内容・時間
時間※1 | 内容 | 所属・講師 | |
9:45~9:50 | 5分 | 開会の挨拶 | |
9:50~10:20 | 30分 | QSAR/リードアクロスの基礎 | (独)製品評価技術基盤機構 櫻谷 祐企 |
10:20~10:50 | 30分 | 生分解性/蓄積性に関連したQSARとリードアクロス・最新動向 | (独)製品評価技術基盤機構 財津 由梨 |
10:50~12:10 | 80分 | QSAR Toolboxの概要・操作説明※3 | (独)製品評価技術基盤機構 堀田 麻子 |
12:10~13:25 | 75分 | 昼休憩 | |
13:25~14:25 | 60分 | KATEの操作説明 | 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク・健康領域 環境リスク科学研究推進室 高度技能専門員 後藤 碧 |
14:25~15:05 | 40分 | 生態毒性に関連したQSARとKATEの概要 | 国立研究開発法人国立環境研究所 環境リスク・健康領域 環境リスク科学研究推進室 室長 大野 浩一 |
15:05~15:30 | 25分 | 休憩・歓談※2 | |
15:30~16:10 | 40分 | ヒト健康影響に関連したQSARとリードアクロス・最新動向 | 国立医薬品食品衛生研究所 安全性生物試験研究センター 安全性予測評価部 第四室 室長 山田 隆志 |
16:10~16:40 | 30分 | HESSの概要・操作説明※3 | (独)製品評価技術基盤機構 渡邉 美智子 |
16:40~16:45 | 5分 | 閉会の挨拶 | |
16:45~17:15 | 30分 | 歓談※2 |
※2 歓談は、現地参加者のみとなります。講師・受講者間での意見交換等の時間と致します。
※3 QSAR Toolbox及びHESSの使用方法等について、具体的なご質問への個別相談を随時受け付けています。ご希望の方は、本講習会受講登録時若しくは終了後アンケートの自由記述欄又はhess【アットマーク】nite.go.jpまでご連絡願います。
講習会資料
【資料(午前)】
講習動画・QSAR/リードアクロスの基礎(YouTube動画リンク)
講習動画・生分解性/蓄積性に関連したQSARとリードアクロス・最新動向(YouTube動画リンク)
講習動画・QSAR Toolboxの概要・操作説明(YouTube動画リンク)
【資料(午後)】
講習動画・ヒト健康影響に関連したQSARとリードアクロス・最新動向(YouTube動画リンク)
講習動画・HESSの概要・操作説明(YouTube動画リンク)
受講に際してのお願い
現地参加の方
- ・現地参加の方もWebexのフォームから受講登録が必要になります。
- ・登録後、WebexウェビナーのURLが送られてきますが、NITE本所までご来所ください。
- ・登録後に送られるURLでは講習を視聴できません。オンライン参加へ変更希望の方は、hess【アットマーク】nite.go.jpまでご連絡ください。
- ・ご来所の際には、公共交通機関の利用をお願いいたします。受講者用駐車場設備はございませんので、ご了承ください。
- ・NITE本所の受付にて受講登録時に登録されたお名前とご所属をお伝えいただき、入館許可証をお受け取りください。入館許可証の紛失等がないようご注意ください。
- ・受付時間は9:15~9:45とさせていただきます。会場受付にてお名前とご所属等を確認させていただきます。
- ・受講証明書が必要な方は、受講登録の自由記述欄にその旨を記載してください。
- ・講習会資料は、当日配布いたしません。10月4日(水)以降、本HPにて公開及びWebexウェビナーの変更通知メールからご案内いたします。必要に応じて、各自でダウンロード及び印刷等を行ってください。
- ・筆記用具やノート、PCなど講習会に必要なものは各自でお持ちください。コンセント数に限りがありますので、充電等でのコンセントの利用は最小限でお願いいたします。
- ・会場ではゲストWI-FIを利用いただけますが、回線が不安定な場合もございます。
- ・昼食等のご飲食物は各自でご用意ください。会場での飲食は可能となっております。近隣のコンビニや飲食店等をご利用ください。
- ・講習会の様子をNITE職員が写真撮影させていただくことがあります。写真は顔が写らないように配慮させていただきますので、あらかじめご了承ください。
オンライン参加の方
- ・令和5年度はハイブリッド開催を予定しております。歓談時間は現地参加者のみとなっております。ご了承ください。
- ・Webexについてまだご利用のない方は、事前のご準備をお願いいたします。事務局ではWebexに関するお問い合わせはお受けいたしかねますことをご了承ください。→ https://www.webex.com/ja/index.html[外部サイト]
- ・Webexは最新版にアップデートして使用してください。
- ・通信環境が安定しない場合は、一旦退出後の再接続やアプリケーションの再起動等を試みてください。
- ・通信環境の影響により、オンライン配信が実施できず継続できないと事務局が判断した場合、配信中止となる可能性があります。
- ・講義資料は、10月4日(水)以降、本HPにて公開及びWebexウェビナーの変更通知メールからご案内します。変更通知メールが届かない場合、受信設定をご確認ください。なお講義開始前にもWebexチャット欄にて資料ダウンロードのURLをご案内します。PC等の受講用端末にダウンロードしてご用意ください。
- ・講演質疑は、チャットでのみ受け付け予定となっております。
全ての方
- ・講習会に関する簡単なアンケートを講習終了後に実施する予定です。ご協力いただければ幸いです。
- ・本ウェビナーにかかる画像、テキスト、音声又は関連資料等のコンテンツの著作権は、NITE、国立環境研究所、国立医薬品食品衛生研究所及びその他著作権者に帰属します。目的の如何を問わず、コンテンツの複製、送信、転送、その他二次利用行為はお断りさせていただきます。
- ・講習会中の動画、写真の撮影及び録音及び録画は、ご遠慮ください。
- ・後日、一部の講習の動画をNITEのHP上で公開予定となっております。
- ・やむを得ない事情で開催を中止する場合は、講義前日までに中止等のご案内をメールで連絡いたします。中止等となった講習の扱いにつきましては、後日、連絡いたします。
- ・受講に際しての受講者間のトラブルなどについて、NITEは責任を負いません。
- ・その他ご不明な点やお問い合わせがございましたら、 hess【アットマーク】nite.go.jpまでご連絡願います。(メールを送る際は【アットマーク】を@に変えてください。)
講習会に関するお問い合わせ先
Eメール:hess【アットマーク】nite.go.jp (メールを送る際は【アットマーク】を@に変えてください。)
※お問合せの際は、ご所属、ご氏名を記入下さい。
※フリーメールは受信できないことがあります。
※ご提供いただいた個人情報は、講習会の運営並びに受講登録及び終了時アンケート内容の確認以外では使用いたしません。情報セキュリティポリシー及び個人情報保護管理規定を遵守して取り扱います。
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 化学物質管理センター 安全審査課 QSAR担当
-
TEL:03-3481-1812
FAX:03-3481-1950
住所:〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-10 地図
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