汚れ、踏まれ、引っこ抜かれる
~『プラグ・コード・コンセントの事故』で気をつけるポイント~


本件の概要
- 発表日:
- 令和7年7月31日(木曜日)
- 発表資料:
- 汚れ、踏まれ、引っこ抜かれる
~『プラグ・コード・コンセントの事故』で気をつけるポイント~ - 映像資料:
- 電源プラグ「5.コードを引っ張って電源プラグが破損・発火」
- 資料の概要:
- 家電製品の『電源プラグ』や『コード』が傷んでいても“まだ使えるから”という理由で使い続けていませんか。また、棚等の家具の後ろにある『コンセント』も定期的に確認していますか。プラグにほこりが溜まったまま放置したり、繰り返しの引っ張り等によってプラグやコードが傷んだりしていると火災につながるおそれがあります。
独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、プラグ・コード・コンセントの事故にあわないために、気をつけるポイントを紹介します。
電源プラグ内部の破損による発火 電源コードの半断線によるショート
NITEに通知があった製品事故情報※1のうち、2019年から2024年までの6年間に発生した家電製品の「プラグ・コード・コンセントの事故」※2は219件ありました。事故の8割以上が火災につながった事故で、引っ張り等の負荷が加わったことによる電源プラグや電源コードの破損が原因となった事故が多く発生しています。
お盆休みでの帰省先も含めて、使用している家電製品のプラグやコード、コンセントを今一度確認して、事故を未然に防ぎましょう。
【プラグ・コード・コンセントの事故を防ぐチェックポイント】
✅『電源プラグ』が破損・変形・変色等の異常がないか確認する。
✅『電源プラグ』にほこりが溜まっていないか確認する。
✅『電源コード』に破損・硬化・変色等の異常がないか確認する。
✅『コンセントやタップ』に電源プラグを差し込んだときに緩みがないか確認する。
✅『コンセントやタップ』に接続可能な最大消費電力を超えていないか確認する。
(※) 本資料中の全ての画像は再現イメージであり、実際の事故とは関係ありません。
(※1)消費生活用製品安全法に基づき報告された重大製品事故に加え、事故情報収集制度により収集された非重大製品事故を含みます。
(※2)調査の結果、家電製品本体側の電源コード根元からコンセントまでの箇所(延長コード、テーブルタップ、マルチタップを含む)が原因で発 生した事故。製品に起因する事故は除きます。
発表資料
映像資料
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コンセント
- コンセント「1.トラッキング現象によるコンセントの発火」
- コンセント「2.消費電力の超過による発熱」
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テーブルタップ・延長コード
- テーブルタップ・延長コード「3.束ねたコードの発火2」
- テーブルタップ・延長コード「7.洗浄液の浸入でトラッキング現象」
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電源コード
- 電源コード「11.ペット放し飼い時の注意」
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電源プラグ
- 電源プラグ「2.トラックが成長する過程」
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配線器具
- その他「1.配線器具の5つのチェックポイント」
地方版
関連リンク
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お問い合わせ
- 独立行政法人製品評価技術基盤機構 製品安全センター 製品安全広報課
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TEL:06-6612-2066
FAX:06-6612-1617
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