バイオテクノロジー

田村朋彦専門官が日本放線菌学会大村賞(学会賞)を受賞

 

<受賞式の様子>田村朋彦専門官
<受賞式の様子>田村朋彦専門官


 バイオテクノロジーセンター特許生物寄託センター(IPOD)の田村朋彦専門官が、日本放線菌学会大村賞(学会賞)を受賞し、9月7日~8日に長野市で開催された第32回日本放線菌学会大会において授賞式及び受賞講演が行われました。田村専門官の放線菌分類学への貢献が評価され受賞に至りました。

 本賞は、放線菌研究の分野で、学術上または産業上、特に優秀な研究業績を納めた会員に授与される賞で、本年度から2015年ノーベル生理学・医学賞受賞である大村智北里大学特別栄誉教授の名を冠した賞となりました。

 

・ 受賞タイトル

 「日本及びアジア地域の放線菌多様性の研究とNBRC放線菌リソースの充実」

 

・ 受賞理由

 日本及びアジア各国の自然環境に目を向け多様な放線菌の分離を行うとともに、これらの中から多くの新属新種を発表してきたこと、また、Micromonospora属とActinoplanes属関連菌株の綿密な系統解析やNocardia属等(100種以上)のゲノム解析による再分類を行ったことが高く評価されました。

 

お問い合わせ

独立行政法人製品評価技術基盤機構 バイオテクノロジーセンター  特許微生物寄託センター(NPMD)
TEL:0438-20-5580  FAX:0438-20-5581
住所:〒292-0818 千葉県木更津市かずさ鎌足2-5-8 122号室 地図
お問い合わせフォームへ